FFCCがブランドがある・・・だと?
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『ポケモン』や『FFCC』は元々ブランド力のあるシリーズで、多分パッケージソフトとして売り出してもそれなりに売り上げるであろうソフトですよね(『クリスタルベアラー』なんか知らねえよ)。
FFCCってあからさまな外伝で、売れ行きは大概鈍いでしょう。ナンバリングとその他には決定的な差がある。FFに限らず。
そしてこのFFCCはシミュレーション系。しかもかなりの間接的な。人をかなり選ぶソフトです。光と闇の姫君のほうが直接的ですけど、これもタワーディフェンス系とこれまたRPGとなんの関係もない。
FFといえばRPGのイメージは強いでしょうし、ジャンルが皮ってしかも外伝的タイトルとなるとつらいものがあります。それでも他のタイトルに比べれば強いというだけで。
ですから
シリーズソフトばかりという(笑)。
というのはあんまり当てはまらないと思います。
とはいえジャンルを変えつつもキャラクターやタイトルを利用した展開ってのは悪くない考えです。ユーザーの裾野を広げる可能性がありますから。DQ系はカードゲームであるバトルロードがなかなかいかしてますね。
任天堂はマリオでアクションやらセルだけでなく、パズルだったりレースだったりいろんなものをやらせています。カービィでもレースさせてましたね。ゼルダはアクションRPGだけかと思いきや、ボウガントレーニングやらせていたり。スターフォックスはシューティングからアクションへ。メトロイドはサイドビューアクションからFPSへ。つまり、キャラクターは同じでありながらまったく違うジャンルに挑戦させるのは割りと当たり前のことでした。
これが任天堂の強さ、キャラクターを20年以上生きながらえてきた理由だと思います。
でもFFやDQでは毎回舞台が異なるので遣いにくいですね。スクウェアは一時期チョコボを売り出していましたが、これも初登場のFF2からかわってないとはいいきれませんよね。新しいリアルなチョコボ見てもそこにはかわいらしさはありません。柱となるキャラクターを持っていないというのはやっぱりつらいと思われます。
弱小だったレベルファイブがこの3年ほどレイトン教授というキャラクターで好調なのもみのがせません。
いわっちのテトリスの話が出てますが、シンプルな内容のソフトをフルプライスで交わせるというのは確かに大変なことです。メテオスという足し算やってしまってクソゲー化してしまったソフトもあります。1つのシステムをとにかく作りこんで対戦を楽しくすればよかったのに、面ごとに違う舞台で戦うといったシステムにしてしまったことにより面白さが抜けていってしまいました。つまり、体験版がピークだったわけです。テトリスだって、1面はスタンダード、2面は氷の面でブロックがすべる、3面はブロックの形が複雑化、などしていたらつまらないでしょう?そういうことをメテオスはやっちまったわけです。
でも、いいものを作ったら売れると考えるほうもどうにかしてます。いいものだからといって売れるわけではないというのは常識でしょう。(昔はいいものは必ず売れるといった精神論的なものが多かったですけど。)
パッケージであれば店頭で手にとって見てもらえる可能性があります。でも、ネットでの販売はそうは行きません。Wiiでのショッピングチャンネルだけでは面白さは伝わってこないですし、携帯電話のゲームにしてもあんな画面で検索等は非常にしにくいのも問題です。そもそもメーカーをまたがった検索が出来ない時点でアレはだめです。
そうなるとやはりCMが必要になります。ただし、携帯電話と違ってネット接続はオプションです。ダウンロード販売はかなり難しいでしょう。今の状態だと、ネットで検索して情報を自分で仕入れること、ネット接続環境が整っているということ、つまり、一部のコアなユーザーがターゲットです。ゲーム機にネットを接続している人というのはレアな人種だというのを認識するべきです。普段から仕事やらblogやら掲示板とかSNSとかでネットを使ってる人はなかなかその状況を理解するのは難しいでしょうが。
もちろん、おいらも現状がよいとは絶対に言いませんが。