EclipseのJava SEに絶望する

VisualEditorって超初期のころから変わってないのね…。相変わらずのバグと使い勝手の悪さは、わざとデスクトップのJavaを普及させないためにあるんじゃないかと思うくらいひどいものだった。配置したコンポーネントが少なくてもマシンパワーが高くてもかなりもたつき感じるし。10GHzくらい必要になるんじゃないの?これ。

ちょっとVisualEditorがダウンロードできる直前の盛り上がりとその落胆を思い出した。みんな正座してワクテカしてまっていたよね。Eclipseが2.0あたりのときだっけ。


VisualSwingプラグインを試すもこちらはもっとひどいバグだらけ。使い物にならなかった。デザイナは小奇麗でグループレイアウトもあるだけに残念。ガイドラインの出方とかNetBeansと同じなのだが、アイコンも1ドットも違わずNetBeansのパレットと同じ。VisualEditorのSwingコンポーネントのアイコンと同じとか普通は予想するだけにびびる。

バグもひどいがかなりいやなのが、ライブラリとしてVisualSwing独自のを使われること。何も考えていないとJBuilderもたまにまぎれこんでいたが、あちらは対処できるのに対してこちらは無理な感じ。

何より開発がとまっているようで、去年の春以来コミットされていない。うーむ。軽いだけに残念。スナップをきかせるとたぶんNetBeansと同じような感覚で配置は出来るはず。まぁそれ以外はのやっぱり差がかなり違うけど。


Eclipseで一番感じるのがJava SEの使い勝手の悪さ。mainが記述されたクラスがどれなのかがすぐにわからないのがきつい。おいらはいつもmainがあるクラスを作って作業エリアとして利用する。そこで動いたものを他のコードへもっていくわけだ。そういうのが癖になっているから、ちょっとしたツールとかもすぐになんでもJavaで作るわけだがEclipseだとmainがあるかどうかが即時に判断できないのがきっつい。

そもそも実行可能jarアーカイブをデフォルトで作らないという時点であくまでもエディタの延長という感じが強い。NetBeans使いはJavaのソースをコンパイルするとクラスファイルのほかにダブルクリックで実行可能になるjarが作られるもの、という思い込みがあるはずなんでこの溝は結構大きい。