やはりファイアーエムブレムは初代こそ至高

紋章の謎発売記念エントリ。といいたいところだけどずっと下書きに入っていた。

初代と外伝のBGM集。

やはり初代の曲はいいね。SFC版のアレンジ曲が嫌いな方向だったからというのもある。特に開始前の曲(2:45くらいから)と通常のフィールド曲(4:45くらいから)の完成度が半端じゃない。開始前の曲はたしかSFC版で削られてたような気がした。終章所の敵BGMはSFC版音がききにくくてつらい。メディウスもFC版のほうが聴ける曲。というかメディウスのグラフィックがSFC版ひどすぎる・・・第2部であのグラもってくるためにわざとやったんだろうね。

DS版暗黒竜はかなりFCを意識した音楽もあるけど、SFCベースの部分もあったりどっちつかずで微妙な出来も多かったり。ミネルバが心を開くと同時に目を開くというのとかなくなってたような。SFCもなかったかも。FC版は実は意外と凝っている。


上の動画には外伝の曲も入っているが、ボス曲やラスボスの曲など初代をかなり意識しているのがわかる。外伝はいわゆる当時のRPGブームのおかげでよりRPGっぽい感じ(MAPがあったり自由に移動できたり、何度も稼いだり可能)に仕上げられている。アニメーションの滑らかさはすさまじくSFC紋章の謎より滑らかじゃないのか?というのがいくつか見える。また、人型キャラ以外が登場している。ただ、武器の概念が大きく変わっているのはかなり違和感があった。


一応行っておくとSFC版はSFC版でゲームとしては好きだけど(強制下馬がなければ一番理想に近いが、それがゲーム性をかなり失う原因なのが厄介)音楽はFC版にくらべて悪化してると思う。どっちもデータの飛びやすさが半端ではなくて、特にSFC版は頻繁にきえることもあってソフト何本か持ってたな。

いまだとファイアーエムブレムの据置版は全てWiiで遊べる。WiiGCのソフトも動くし、バーチャルコンソールで低価格で遊べるし。これならセーブデータもすぐに消えないだろうし。それぞれ1本で1年以上遊べるもので、これだけ低価格で遊べてしまうと通常のパッケージをあくのがばからしくなってしまうな。


こんな面白いソフトが今ではWiiで500円で遊べる幸せ。外伝もセットで1000円で楽しめます。


シリーズの中では初代が一番好きかな。次にはバランス的に烈火の剣くらいかな。でもこれは封印の剣をやってたからというのもあると思う。

外伝はいろんなのが独特。なかでもアニメーションの滑らかさはすごい。男女の主人公を同時に進めることができるが、特に女主人公はすごい滑らかだった。近接時は剣を使って離れると魔法を使うというキャラクター設定はよかった。騎馬系が槍のみだがこれがSFC版に受け継がれることになるって感じなのかな。

経験値のためにメタルスライム的な経験値大量のマミーばっかりで稼ぐことになる。初代の盗賊や上級職以上に経験値はいるもんなぁ。そういや自身のレベルと敵のレベルとの差で経験値が変わるようになったのは外伝が初か。初代はかわらないので、高レベルキャラでもしっかりとどめさしていけば相手が弱くてもLVあげることができるという面白いバランスだった。逆に低レベルのうちが止めをさすのも難しくLVが上がりにくいんだよね。ジェイガンがガンガン上がっていくのはそのため。

外伝を意識しているのがGBAの3作目の聖魔の光石。男女の主人公をそれぞれに進めることが出来るとかかなり意識している。また、魔物が出るおかげで直して稼ぐことが出来る。シナリオがアレなのがちょっとダメだったけど、ゲームバランス的に難易度を調整しやすいタイプなので敷居はやはり下げやすいかなという気はする。マリオシリーズだって3作目以降ああいうマップ的なものになってるし。個人的には敵が人間以外というのはありだと思う。人間の脅威という意味では初代のマムクートもそういう感じだったけどね。

外伝は舞台がアカネイア大陸ではなく、海を越えたバレンシア大陸。そのため海を渡れるペガサス3姉妹が現れたり、記憶を失ったブラックナイツカミュが流れ着いていたり。この戦いでカミュは記憶を取り戻し紋章の謎へ続くことになる。ただし、外伝をやった後に紋章をやるとわかるが、結局ニーナではなく記憶を失っている間の恋人の元へ戻るというような話がわかる。外伝やってないと途中の会話も多少わかりにくいところがある。