Android OS 2.3とNexus S

Nexus OneのときはHTC開発とクアルコムのチップだったのが、Sはサムスンの開発とサムスンのチップに。


Cortexの世代は変わらないけど、45nmらしいので第2世代Snapdragonと同じくらいの性能なのかな。ARMで1GHzとしかカタログスペックで書いてなかったりするけどそんな単純な数字で決まらない時代になったかも、スマートフォンも。

ちなみに第1世代SnapdragonはNexus OneXperia、HTC Desire、IS01IS03、SH-03Cなど。
見てわかるとおり、まだ発売前のSH-03Cなどもある。OSのバージョンが2.1と古めなのは開発が長引いたのが原因と思われる。

第2世代はGPUの性能が大幅に向上しているようで、この世代ではHTC Desire HD、IS05、003SHなどがある。


また、IS01がOSのバージョンあげれなかった理由としてメモリ不足というのがあった。ワンセグなど独自のアプリが圧迫していたようだ。

Android OS 2.2からはJITによって大幅に速度を向上させることが可能ではあるが、メモリ消費量を大きく増やしてしまうので、JITを有効にするためにはメモリに余裕がある必要がある。

IS01はメインメモリは256MB。Xperiaは384MB。Nexus OneとHTC Desireは512MB。そしてNexus Sも512MB。どうやら512MBというのがAndroidを快適に動かせるひとつの基準のようだ。ただし、ワンセグ等を入れる場合、圧迫する可能性があるので大目にしておかないとIS01のように将来のバージョンアップに追従できない可能性がある。ちなみにHTC Desire HDは768MB。すばらしい。一方おいらの目の前にあるX68030は12MB…。


単純にクロックや発売時期だけで判断されぬよう。OSのバージョンは素直に快適さに影響するのでしばらくはこの数値が高いやつを選ぶのがよいでしょうね。


HTC DesireがNexusOneの姉妹機だったようにGalaxySがNexusSとほぼ同じものと思っていい感じですね。