FC ドラゴンクエスト初代 クリア

何度もFC版とMSX版(特にMSX版は何度も)でクリアしているのでいまさらな作品ではあるが、Wiiの1/2/3セットが安く売っているので購入、プレイした。発売日に買って少しずつプレイし続けたが非常に快適だった。面白かった。

25年前、しかもコンシューマで初めてといってよい本格的なコマンドRPGである。

いまさらプレイしたところでつまらないのではないかと思っていた。しかしそうではなかった。


たしかに武器防具の種類は少ない。

でも、それは1ランクグレードをアップさせた場合の強さがはっきりと体感できるということ。すべての武器、防具を購入しても問題ないのはDQ1だけかもしれない。DQ2以降は上昇幅がたいしたことなくて非常に体感しにくいこと、ステータスのあがり方が戦士系の場合強くてLVをあげた効果がでかいことも上げられる。

LVが最大30、しかもクリアするためには20以上くらいあればできるということで1つあたりのLVアップに時間がかかる(そのかわりこれも効果が体感できる上がり幅。バランスがよい)こともあって、LVアップと装備パワーアップが交互に体感できる感じに出来ているのは非常にバランスとりがうまいということを感じた。


FC,SFCとしばらくRPGがゲームの王様であるような状況を作り上げたのはこのドラクエ初代があってのこと。最初にコンシューマでヒットしてくれたRPGドラクエでよかった。この後たくさんRPGが出まくるが、なかなかそこまでの完成度のは出ることはなかったのだ。(そしてやっとソロのRPGがみんなこなれてきたあたりでいち早くDQ2でパーティーバトルを取り入れた先進性もドラクエの特徴であるが、それはいつかあとで書く。)


快適に遊べる原因としてはやはりWii版では中断セーブが出来るので、ダンジョンの中だろうが戦闘中だろうがいつでも中断できることだろう。そしてロード時間も一切ないのですぐプレイして、すぐやめることが出来るFC時代の快適さがある。復活の呪文がないだけでコレだけ幸せになれるのだなぁと改めて思った。


そして新しいソフトほどこまめに続けることが出来ないのは中断できる箇所がずっと先立ったりロード時間がこまめにプレイする場合邪魔だったりすることもあるだろう。


今回のプレイで改めて思ったゲーム的なこと。

  • 鋼のよろいと店売り最強の魔法のよろいの防御力が同じ、最強のロトのよろいがそれらよりほんの少しだけ守備力が高いだけ。つまり、よろいの守備力としては鋼のよろいを購入できた時点で完成しているということ。それでも魔法のよろいや炉とのよろいが圧倒的に強いのは付随する効果によるもの。まずどちらも歩くたびにHPが回復する。魔法のよろいは4歩で1つ、ロトのよろいは1歩で1ずつ。そして魔法抵抗。どちらも敵の魔法ダメージを軽減する効果があり、ロトのよろいマホトーンを100%無効化してくれる。さらにロトのよろいは炎ダメージ軽減効果とバリアーのダメージを無効にする効果がある。こういう調整は最近はあんまりないかも。
  • 竜王戦はダメージを食らっても画面が揺れない。おかげでBGMが違うこともあって普段の戦闘と雰囲気が変わってボスは違う!と思えること。
  • ラリホー最強。特に敵は。運が悪ければ10数ターン眠り続けてHP満タン状態から死ぬ。特に圧倒的な攻撃力+ラリホーをもつ最強の雑魚ダースドラゴンとかいる下層でかせいではいけない。悪魔の騎士もやばいけど、やはり段違いだ。
  • 雑魚の炎は怖くない。守備力無視かもしれないけど、せいぜい15ダメージ程度。ベギラマのほうが痛い。竜王の炎は平気で50ダメージ弱でるので危険。
  • 中盤以降はマホトーン大事。魔道士、メイジ/スターキメラや悪魔の騎士あたりはやはりほしいところ。
  • こちらのベホイミ最高。敵のベホイミ最悪。ただし、敵の場合ホイミが薬草並みに大量に回復するので敵のホイミも最悪だった。もともと自分のホイミもあれくらい回復していたのかもしれない。バランスとっているうちに下げたとか?
  • 宿屋に泊まったときに音が流れたり(今のとは違うけど)、LV上がったときに音をつけたり、呪文にも音をつけたりしたセンスはやはり秀逸。炎は痛くないものの、あの音にはやられた!


というわけでいつもの5段階評価。サウンドはエンディングが圧倒的に完成度高い。あのスタッフロールは映画を見終えたような感動がある。プレイしたことがない人はコンシューマコマンドRPGの原点をぜひプレイしてほしい。謎も理不尽なのは一切なく、問題なくクリアできるはずだ。

25年たった今の評価。コレ単体だったら500円くらいの価値しかないかも。

  評価
システム ★−−−−
シナリオ ★−−−−
サウンド ★★−−−
グラフィック ★−−−−
総合評価 ★★★−−


当時の基準だとこんな感じか。固定画面アクションが多かった時代である。

  評価
システム ★★★★★
シナリオ ★★★★−
サウンド ★★★★−
グラフィック ★★★★★
総合評価 ★★★★★


Wiiの1/2/3パッケージだとこんな感じか。

  評価
総合評価 ★★★★★

歴史的価値という点でも。ファミコン神拳ついてくるし。ただし、攻略本じゃなくてファンブック。