コンピュータ嫌いを大量に作るための授業


ちょっと前に実家に戻ったことがあって、小学校の甥っ子に会う機会があった。

今はコンピュータの授業があるらしい。

そして自分の名前を入力して名刺を作ったというのだ。


で、「入力方法は?」ときいたら返ってきた答えが「ローマ字」。

ローマ字は知っている?って聞いたら、もちろん知らない、と答えた。たしかにアルファベットは習ってないよね、その年齢だと。


まったく知らない謎のアルファベットという文字を強制的に使わないといけない授業か。おいらだったらたぶんさじ投げてる。今頃プログラマにはなっていないだろう。

当時さわっていたPCはローマ字入力はなくて、ひらがな入力だった。配列も今のPCのような配列ではなくて50音配列。左上から右方向に、12345というところにあるのが確かあいうえお。1段下がってQWERTがかきくけこ。こういう配置だったため、自分の名前を入力は出来た。

普通ひらがな入力にするんじゃないのか?と思った。ローマ字入力に慣れている人はきにしないかもしれないけど、ひらがな入力にすることによってゲーム感覚で自分の名前の文字を自主的に探し出して打ち込むことが出来る。

さらに、いまどきのPCなら標準であるもとして入力パッド。マウスやタブレットで文字を描くことで文字を入力させる。この2つを真っ先に使うべきだろう。

アルファベットやローマ字を勉強してからローマ字入力にいったほうがいいんじゃないかな。



おそらく小学、中学のコンピュータの授業は使い物になるものを教えるのではなく、コンピュータに対してアレルギーを持たないことを中心にしていると思う。

それが正反対のことをしているという感じだった。


うーん。

技術者は大量に増えているという感じはないし、今後はどんどん順調に減っていきそうだね>コンピュータ技術者