3DS アロー・オブ・ラピュタ 影なし先生とキロンの封鍵 クリア

アローオブラピュタといえば、前作は特殊なシステムを搭載したタワーディフェンスだった。最終的にLVUPを大量に素早く行うアクションゲームになっていてタワーディフェンス感がすごい弱かったけど。目新しいシステムは空回りしていたのが残念だった。そこそこたのしめたけど。

その続編である。期待しないわけがない。

いいところ

  • 前作と比べてグラフィックがパワーアップ
  • 前作より話が面白い
  • 前作をプレイしているとニヤッとするところあり

だめなところ

  • カーソル移動が非常に操作性が悪い。
  • 画面サイズが固定。
  • 前作より大幅にキャラが大きいため、1画面に表示される情報量が少ない
  • 全体を見渡せるマップには敵が表示されないのでスクロールして敵を探さないといけない
  • リーダーユニットが頼りない(特に低レベル時)
  • 配置数制限がきつい

細かい不満点結構あることはあるが、それらはまだまし。最初に上げた操作性の悪さがほんとつらい。今まで遊んだタワーディフェンスで最悪。これがすべての良い点をぶち壊す。

マップチップはひし形の斜めから見たような配置。とうぜんカーソルキーの上下左右で斜め方向に動くだろうと思ったら・・・そのまま上下左右に動く。つまり、現在の増野斜め上、斜め下の4カ所に移動しようと思うと十字キーで確実にななめを押す、そしてすぐにキーを離さないといけない。押しっぱなしだとそっちの方向へ移動し続けるためだ。

つまり、十字キーで移動可能なのは8方向みたいな感じ。そして上下左右の入力だけでは隣の斜めの位置のマスへ移動ができない。

なにこれ・・・。

しかも、一時停止中はゲーム画面に触ることができないため、リアルタイムで敵が進行してくる中に、1つタワーを配置するだけで勝てるのにそれができなくて敵がどんどん突っ込んできてゲームオーバーになる。

おおう・・。せめて一時停止中に配置できればよかったのだが。

評価

以下いつもの5段階評価。

  評価
システム ★★★−−
シナリオ ★★★★−
サウンド ★★★−−
グラフィック ★★★★−
総合評価 ★★−−−

タワーディフェンスとしてみるとかなり完成度が低い。個人レベルならばこれくらいは目をつむるけど、割と有名なメーカーでこれとかちょっとびっくりする。


せっかくなので前作も。

  評価
システム ★★−−−
シナリオ ★★−−−
サウンド ★★★−−
グラフィック ★★★−−
総合評価 ★★★−−

操作性は前作のほうが圧倒的に上。タッチペンも使えるし。スキルが発動しているかどうかエフェクトがなくてよくわからないのが最大の欠点だが、スキル使わなければよいということで、目新しそうなシステムを無視することでわりと大丈夫になる。