libGDX + RoboVMの補足

あのエントリはRoboVMだけソースを載せたのでRoboVMがメインに感じてしまわれた方が多いようですが、libGDX最高だよ、というエントリです。メインはそっちです。


おおざっぱに言ってしまえば、iOS版の作成にはRoboVMの力は必須でしたが、なければAndroidやJavaSE版などに特化しても使い続ける、そういう意図で最後のところ書きました。libGDXがRoboVMに対応したというだけでもあります。もちろんRoboVMもとてつもなくすごいですが。AndroidもRoboVM経由で出力できたら快適なんじゃないの?というくらいのものですので。

Androidスマホ+DalvikではRoboVMで出力したバイナリに滑らかさで勝つのはかなり大変なのです。OS4.2以上、クロックも2GHzクラスでやっとiPhone4sにおいつくくらいの動きでしょう。5並はきっついんじゃないかなー。5s並は無理でしょう。


また、タイトルが過去の例に倣って書いたため、自分がJavaしかできなくて、Javaにこだわって選択したととらえた方もいるようですが、そんなことはないです。別にCでもなんでもいいです。libGDXがサポートしている環境ならば。

いまだにObjective-Cじゃないとダメとかいう奇特な人もいるようですが、もはやそれは少数派でしょう。UnityやRubyMotion、Cocos2D-xもObjective-Cを選択していません。


なんのためのLLVMか。



libGDXは本当にドキュメントとかほぼ読まなくてよいのでビビると思います。適当に補完していけば完成します。そしてたまにソース読むだけでいい。そしてその他人の書いたソース(1年前の自分含む)を読むときの楽さはJavaは頭1つ抜けてますよね。そこがlibGDXの最大のポイントなのだと思います。


本当は開発環境のエントリにブクマなんかつくよりも、製品リリースした時のエントリにつく方がいいんですけどね。

というわけでここにのせておきます。


libGDXの記事が読みたいという人はブクマコメントでも書いてもらえれば多少書くかもしれないです。


ちなみに移植にかかった時間は2か月ちょっと。1から調べたりしながら書いた割には十分でしょうか。実際は4月はわりと体調崩したり書いてない時間もあるので2か月は切っている感じです。