テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士 少し遊んだ

前作の主人公であるロイドが悪者っぽいところからスタート.

序盤主人公のうざさはかなりのもの.そしてリヒターのうざさもかなりのもの.前作は世界を救う勇者様ご一行という感じでわかりやすい王道のストーリーだったのを考えると今回はひねくれているともいえます.

最初のダンジョンでロイドとばったり.ロイドに恨みを持つ主人公は戦いを挑みます.


なんと1秒でやられる.瞬殺とはまさにこれのこと.


さすが世界を救った勇者様.圧倒的にLVが違いすぎます.前作やった人はニヤリですなぁ.




画面が全体的に暗く,ダンジョンでは何が描画されているかがわかりません.カメラがぐりぐりと気持ち悪く動いて,非常に見にくいです.最初の町ですら,場所によってカメラが違うので画面切り替えが発生するとどっちの方角から来たのか忘れてしまったり.

また,リモコンとヌンチャクを使った操作はいいのですが,非常に操作がしにくい.タブ切り替えが−と+を使ったり左右を使ったりインターフェースの不一致.また,ボス戦前でヌンチャクを振りながら敵の攻撃をかわせというのがあるのだが,このゲームはヌンチャクの3Dスティック以外にリモコンの十字キーやポインタによる移動があるのを忘れている.リモコンで移動をする人はここで勝てないことになります.RPG初心者ならばポインタを使った移動をする人も多いかもと考えるとぞっとします.

正直このチーム,ゲーム作りなれていないんじゃないかと心配になるところがいくつもあります.TOSではかなり力を入れて作っていたのがわかるのですが,それがこの作品にはありません.戦闘のロード時間はどれだけ短くなっているだろうとわくわくしながら敵に出会うとがっかりします.キャッシュに残っている場合はわりとはやめにでるのですが,同じ種類の敵以外とぶつかると長いロードが.下手するとTOSよりロード長くなってないか?性能が上がったときに真っ先に期待するのがロード時間の短さだと思うんだけれど.


戦闘の音楽で前作の曲が流れたりするとすばらしく感動したりするだけに残念.スキットによるボイスがTOSに比べて大量にある感じ.でも,ヒロインが非常にうざいキャラと声をしているのであんまりなくてもいいかなぁ.

グラフィックはふちどりしてないのであまりきれいには見えない.キャラのポリゴン数は増えてるとは思うけど.つまり見せ方がへた.