PC8801ハイドライド クリア
概要
egg コンソール版。
いわゆるアクションRPGの始祖といってよいハイドライドのオリジナル。
感想
自分は移植であるMSX版をプレイ済みではある。
なのでそことの差を主に体感することになるが、LIFEがダメージを食らうと赤く表示されるのが目新しい。MSX版はVRAMのフォーマットの関係で色が付けられなかった。
そのせいかどうかはわからないが、ダメージを多く食らうように感じる。MSX版とは操作が違うため、DEFENDの切り替えが瞬時にできないのでそのせいの可能性はあるが。
難易度は恐らくMSX版よりやや高め。ローパーの迷宮の入り口のところが同時に1体しか出ないぽいのでそこだけ難易度は下がっている(正確にはMSX版が後なのでMSX版が上がっている)とは思うけど、中盤以降は上がってそうだ。WASPやコウモリあたりもやられると感じることがなく難易度下がっている気がする。
BGMがあるMSX版とくらべるとあの曲はやはり寂しい。仕方がないのだけれども。
キャラの動きの滑らかさ、画面切り替え時のスクロールなどを考えるとMSX版って出来が良かったのだなとあらためて思った。単色スプライトのせいで静止画、つまりネットのない時代における雑誌写りが最悪という問題はあったんだけれども。
評価
いつもの5段階評価。おすすめかかどうかは総合評価を見てもらえれば。
こちら、1984年当時の水準における評価を記載。斬新さ、カラフルさ、売り上げなど圧倒的だった。
評価 | |
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システム | ★★★★★ |
シナリオ | ★★★−− |
サウンド | ★−−−− |
グラフィック | ★★★★− |
総合評価 | ★★★★★ |