将来のレンダラ

CEDEC 2008 - EPIC GAMESのTIM SWEENEYが語る「10年後のゲーム機の姿、ソフトウェアの形」(前編)

CEDEC 2008 - EPIC GAMESのTIM SWEENEYが語る「10年後のゲーム機の姿、ソフトウェアの形」(後編)


前編はみんな思っていることがそのまま素直に書かれていてとくになにもなし。

後編に書かれていた部分がおいらの主張することと同じでなかなか面白い。

「次にリアルタイム3Dグラフィックスが大きな進化を見せるとすれば、それは再びソフトウェアレンダリング時代に回帰したときだろう」(TIM SWEENEY氏)

つまり、ここまでくるとDirectXというインターフェースにすら縛られない。よいレンダラとAPI、拡張性を持ったライブラリやフレームワークを開発したところが勝ち。ソフトウェアレンダリングということで拡張ポイントがあればかなり余裕だろう。うまくいけば一儲けできる人が出てくるかもしれない。

「1週間最適化に費やすくらいならば1週間新しいゲーム要素を追加するのに費やした方がマシだ。とかく、今世代のハードウェアは難しい」(TIM SWEENEY氏)

シングルスレッドからマルチスレッドにする際の「時間、予算、難度」の観点で2倍、PS3は5倍、GPGPUは10倍ということらしい。

このコスト増はどこで吸収すればいいのだろうか。