うわさのあの書籍が改訂中だってよ

http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20080123#c1246985350

初版は今のNetBeansだとデフォがフリーデザインになっているおかげでそのまま書こうとすると動かなくなります。NetBeans 4.1がターゲットの書籍ですからしかたがないんですけどね。Webアプリあたりで難易度が急上昇するのを除けばおおむね満足。なによりモチベーションをあげやすいサンプルはさすがです。とくにマルチスレッドの説明と同期化を視覚化するところは個人的にポイントが高いです。

第2版は立ち読みしたのですが、今やってる内容がどこなのか斜め読みしていて非常につらかったので購入していませんでした。サンプルはより丁寧なものに置き換わっているように見えました。でもこれも6.0が出た後だというのにメインターゲットはNetBeans 5.5。のに子さんの書籍も3.6あたりをターゲットにしていたのですが、大幅にプロジェクトの構成が変わった4.0がでてましたし・・・。

どうもNetBeansの書籍は発売タイミングが最新のメジャーバージョンから遅れてしまうような印象があります。今回の6.x系はわりと長いこと使われていて自バージョンは6.8ということで影響は少ないかもしれませんが。そういや6.8はPHPJavaのようにフレームワークサポートが入るようですね。


最近きしだタソのblogで音楽関係のエントリが続いたことを考えると、おそらく第3版はJavaSoundがはいってくるのではないでしょうか。「まずは矩形波を出してみます。ドレミファソラシとならしてみましょう。先ほど作ったPLAYクラスでCDEFGABと…」とかやってくれると期待しています。

最終的には32バイトの波形メモリ音源作っちゃってコナミMSX用SCCと完全互換になるんですね。わかります。