IT技術者の人材が流れるか

やや古め。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/20/news043.html

入社時の一時金だと翌年の地方税、健康保険料しにそうになるかも。と真っ先に思ってしまった。おいらは自分で支払ってるので。

景気いいなーとおもったけど、

職場に合わせてベストを出そうと思うと引越しも視野に入れないといけないから、そのための費用と考えるとあんまり悪くない気もした。


即戦力の中途採用ってのがポイントで、新人雇って数年かけて作れるようになるまで育つのを待っていられない業界というのがよくわかりますね。入社して即全力で開発。いいですね。


中でもドワンゴオープンソースコミュニティ等への貢献ってのが面白いです。

本人に126万2500円を支給するほか、エンジニアが指定するオープンソースコミュニティーや慈善団体などにドワンゴが同額を寄付。合計で「ニコニコ」の252万5000円を同社が拠出するユニークな制度だ。

サイバーエージェント藤田晋社長は以下のようにいったそうです。

「エンジニアの採用費はいくらかかってもいいから採用したいということになっている」「自社のサービスとしてWebサイトを作ったり、アプリを作ったり、ゲームを作ったりする時に非常に重要となるのは『内製化』であるとみんな気が付き始めている」と語るなど、ネット企業の将来を左右するのは優秀なエンジニアだというのが共通の認識だ。

やっと日本も技術力を見る時代になったの?これって素直にいいことじゃないかな。

SI業界もそうなるといいけど、難しいね。直接的に稼ぎに行く仕組みじゃないから。保守以外の人員を固定で持つのがリスキーという状況を変えるのは難しい。


となるとSIからWebの業界へみんな人材が逃げることになるのかも。海外へ逃げるってのは現実的ではないから流動性はなかったけど。やりがいと高いお給金があるならみんなそっちいくの当たり前でしょ。社内システムがほとんどのSIと違ってこういうものは一般の人の目に触れるのもポイント。これ作ったの自分なんですよ、といえるような環境ってのはやりがいにつながるはず。人目につくもので手を抜く人はあんまりいないと思うし。