JavaFX 2.0はまだまだ実用的ではないので
先週はJavaFX 2.0強化週間だった。
が、APIを見ればわかるけど、まだまだ実用的になるには足りないことだらけ。せめてFlashのAPIに多少追いついてるかと思ったらぜんぜんそんなことはなく。flash liteのほうがましなレベルだったりする。
2.0はとりあえずAPIをJava言語から使えるようにしたというところ。正直Javaの初期のGUIライブラリで昨日が少ないAWTの半分以下の実用性だ。
そう考えるとSwingを置き換えるためには毎年バージョンが上がっていったとしてもまだ5年以上はかかりそうだ。
ダイアログとかいろんなAPIがFrameやWindowを引数にとることも多いので、SwingにJavaFXを埋め込むというのが現実的なところだろうか。イベントディスパッチスレッドがどっちがどっちなのか意識する必要はあるが、自分でイベントループを処理するAWT-SWTよりはるかにましである。しかもあっちは動作不良起こしやすいし。
というわけで今後はSwingをはじめとしてJavaSEの一般的なAPIを浅く広く紹介していきたいと思う。JavaEE方面はいろんなところでみかけるので問題ないだろうし。
こういうことをやりたい場合、どういったクラスが必要かなどある程度の「あたり」さえつかめればあとはJavaDoc等を読んでいけば問題なく扱えるはず。JavaSEはJavaEEよりはるかに簡単なのだから。