MD フェリオス

VCでクリア。今回が初プレイではないし、新作でもなんでもないけど、今後はVCの作品も評価していこう。

アーケードを知っているとあまりの違いに驚くかもしれない。当時のハイエンドの基板と比べるのはさすがに苦しい。

それでもフェリオスの雰囲気は多少残っている。アルテミスがなぜか水着っぽい。というか露出がACより多い気がするんですが。

1面などの浮遊感覚はさすが。2プレーンないとこういうのは作れない。竜が小さいとかドクロがないとかいっちゃいけません。

メガドライブというとCPUが68000なため扱いやすいということが前面に出されているが、実は家庭用ゲーム機で(たぶん)はじめて複数のプレーンを搭載した偉大な機種なのだ。ちなみにPCエンジンはびっくりするくらいFCに似ていて、基本スペック的にはクロック等を挙げて改善したものという程度(それでも大幅に強化されているが)だったのにたいして、MDはCPU、VIDEOともにかなり力が入っていた。ただ、DACがわるいのか非常に出力がぼやけていたのが特徴でもあった。これを改善するための電波新聞社のCMで確かフェリオスの画像が使われていたと記憶している。サウンドFM音源を搭載と、当時ではかなりがんばったつくりだった。

なぜかメッセージはすべて英語。音声は日本語なのに。


個人的評価は以下のとおり。5段階。

  評価
システム ★★★−−
サウンド ★★★−−
グラフィック ★★★−−
総合評価 ★★★★−


難しいのはステージ6の岩を投げるところくらい。ボスも強すぎるというのもいない。かなりACとは別物だが、別物として十分楽しめる。なによりWiiでは600円でここまで楽しめるので十分だろう。

しかし、昔のナムコは偉大すぎるね。