NetBeans 6.1 の新機能 その1
早速セットアップする。
どうやら付属するTomcatのバージョンが6.0.16へあがり、GlassfishV2もUR2になっていた。とりあえずこの辺は無視する。
まずJavaScriptサポートを見てみる。
コード補完も6.0のときのようなすべての候補を出したりするのではなく、文をちゃんと解釈しているようだ。しかも、ドキュメントも表示される。これはどこからもってきてるのだろうか・・・。ブラウザのアイコンがあることからここで互換性等を把握できるのだろう。
変数の使用状況のハイライト処理が微妙。スコープがかなり狭い範囲しか色を変えてくれないようだ。
ドキュメント表示や補完のポップアップがタスクバーに隠れてしまう表示バグは今回も健在。これはかなり古いバージョンから存在し続けていて、いまだに治る気配がないらしい。かなりやっかいなバグだと思うんだけれども。
気になったのがひとつ。
日本語はすべてエスケープしろと文句を言われる。そんなめちゃくちゃな!しかも1文字1文字変更なんてやってられるか!また、この補完はJava同様ALT+Enterで開くことができるのだが、行番号のところをマウスクリックで開くことができない。実装し忘れのバグ・・・だな。
ナビゲータにはツリー情報がちゃんと表示されている。変数やメソッドがわかるようになっている。
もちろん、scriptだけじゃなくてhtml等もちゃんとツリー情報は表示されるが、これは前からあったと思う。
ちなみにオプションはこれ。
設定箇所が少ない・・・。
予想していたけれども、Javaのエディタに比べるとかなり弱い。そもそも、触っていてわかったけど、補完がやっぱりスクリプト系はあんまりおいしくはないというのもあるかも。ただ、サンプルコードまで載っているドキュメントは非常に助かるのは確かなのでそこの検索が充実してくれれば。
Javascriptの対応は6.0とくらべると大幅にパワーアップしているのは間違いないだろう。