Java One 2008の資料

いまさらながら.
http://developers.sun.com/learning/javaoneonline/j1online.jsp?track=coolstuff&yr=2008

今年は面白いネタがなかったような気がする.

目立ったのはWebフレームワークの比較くらいか.
http://developers.sun.com/learning/javaoneonline/2008/pdf/TS-6517.pdf

アクションベースとイベントベースとが混ざり合っているので直接的な比較はできない(アクションベースの場合さらにかぶせるフレームワークが必要になる場合が多い)が,おおむね方向は見えると思う.

イベントベースはメモリやCPUといったフットプリントが大きいものの,JSF-RIを使っている限りそんなにひどい値は出ないようだ.というか,これMyFaceをこきおろすための資料なんじゃないかと思いたくなるくらいひどい結果に.Spring MVCは2.5のアノテーションベースのもので比較しないと意味がないような.素の状態だとフォームの入力にステージは設けてあるものの,ほんとサーブレットまんまだから.


JSFを使うにしろMyFaceを選択する必要はないね.JBOSSJSF-RIに切り替えた理由がよくわかる.ここにTeedaCoreがあったらどうなってたんだろう.一番パフォーマンスはいいのかな?


気になったのはStruts 1.xのエラーの多さとStruts 2.xのパフォーマンスの悪さ.開発効率とあわせて考慮されるべきだと思うので,1.xを素のまま使いたいとは思わないけど.アクションベースといえばStripesとかどーなんだろ.