Webアプリのフレームワーク

http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20080806/1218020018

言語は問わずということで、フレームワークなしが多いのはうなずけます。PHPや.NETの場合使用しない場合も多いでしょうから。

50人以上の従業員ということでそれなりの規模を持ったところが対象。Railsがあがってこないのはそういう理由でしょうか。



TopLinkのポイントが高いのはOracleべったりなところは昔からToplinkを触っていた可能性があるということ。それともToplink Essentialsでしょうか。


正直独自フレームワークはもっと多いと思っていました。


EJB3.0が多いのはJPAを含んでいる可能性です。JPA1.0はEJB3.0の一機能ですからこれをEJB3.0といっているのかもしれません。

もうひとつEJB2.1までの開発をしていたところはEJB3.0で徐々に置き換えている可能性もあります。というのはEJB3.0からEJB2.1までを呼び出せるばかりか、EJB2.1からEJB3.0を呼び出せるんですね。既存のコードが生かせつつ、開発の容易性が段違いなEJB3.0へ移行するのはありでしょう。

また、今まで使っていなかった場合においてもインターフェース経由でしかアクセスさせないこと、トランザクション管理をコンテナに任せたいという要望の場合もっとも手軽に環境を用意できるのがEJB3.0だったりします。他のDIコンテナと比較してその容易さはメリットでしょう。代わりにアプリケーションサーバーが必要になりましたが、JBOSSGeronimoGlassFishと本番で運用できるフリーのAP鯖が充実したこともあって問題ありません。マシンパワーが向上したことによって各マシンにAP鯖とDB鯖とIDEをそれぞれセットアップできるようになったのも大きいと思われます。


でも、6000という数字は統計としてはかなりのものでそれなりに説得力があるものだと思います。個人的には小規模の会社の結果も見てみたかったです。LLのフレームワークやSpringが増えると見てますが。