隣の花は赤い

http://d.hatena.ne.jp/shin/20080927/p2 の続き

今度はうまくいきました。どうやら記述していたのがたぶん「SelectedItem」とか「SelectValue」とかそんな感じで間違っていたのでしょう。

でも、ASP.NETaspタグの補完をしてくれませんし、警告もありません。それどころかプロパティ一覧を見てもこのプロパティが存在しません。どうするんでしょうか。まさか丸暗記しか方法がないとか?かなり厄介。



ASP.NETをしばらく触って思ったのは、意外とJavaの開発環境悪くないんじゃないかということでした。.NETのうたい文句を聞く限りJavaの環境は古臭いという感じのイメージでかたられることが多いのですが、ASP.NETを触っている限りJavaの開発環境のほうが優れていると思うことが非常に多かったです。

隣の花は赤いとか隣の牡丹は大きいとはよく言ったものです。英語がペラペラな人なら隣の芝は青いというほうがしっくりくるかも。



入門レベルの書籍を見ている限り、トランザクションとかビジネスロジックをどう記述するかといった指針は見られませんでした。Javaの世界のようにトランザクションをコンテナ管理とか、DIによるコンポーネントの管理とかそういうのが見られませんでした。Javaならば入門レベルであってもこれらはきっちり記述されている書籍が多いと思います。ひたすらイベントハンドラビジネスロジックを書くのに正直驚きを隠せませんでした。もちろん、Javaでもどういうことは可能ですが、そういうことをやる人はいまどきまずいないでしょう。

なんというか、昔のMSの世界に戻ってきたんだなぁ(昔はWindows用にアプリを書いていたのでした)という思いが非常に強くなりました。きっちりかっちりつくるというよりは、なんとなくあいまいな感じで出来上がったものが本当にこれでいいのか不安になる感じというか。あんまりタイプセーフにもこだわってませんし、この不安さもLLっぽいというか。


もしかすると無料のExpress2008をさわったからそう感じたのかもしれません。有償製品だとこの辺しっかりしてるのかも。

IDEの重さとしてはJavaの世界のより一回り軽い感じかな。そんなに軽いわけではありませんでした。あんまり夢を見るものではありません。

意外と厄介だったのが、イベントハンドラのコードとASPXファイルとの行き来が面倒だったということです。なんかいい使い方があるのかもしれませんが、わからなかったので切り替えるのが非常にたるかった。


またしばらく触ってみます。ずっとVB.NETで触っていますが、C#のほうがやっぱり楽そうですねぇ。