GWTをHostedModeで開発する

といっても大げさなものではない。NetBeansではHostedModeを使うのはものすごく簡単。普通にデバッグするだけ。


NetBeansではGWTフレームワークが設定されている場合、サーバーサイドのデバッグを起動させるとHostedModeのブラウザが起動し連携される。

これの起動はやや遅いのだが、1度起動させたら起動させっぱなしでよいのであまり気にする必要はない。もしウインドウを閉じてしまったらメニューからGWT HostedModeを選ぶとよい。サーバーの停止をさせてしまうとこのHostedブラウザだけの起動はダメね。


CTRL+Sを押した直後にHostedModeのブラウザのリロード。即反映される。

どうやら時間的に100msか200msくらいで終わってるみたい。

これ快適すぎる。もうこっちでいいやと思うくらい。


ただし、いいことだけではない。やっかいな難点もある。HostedModeは実行速度がすばらしく遅い。IE 6単体起動の倍以上は重くなるっぽい。これ使うとIEが遅いと勘違いする人も多そうだ。だがIEはこんなに重くない。

間違ってもこれを触って重かったからといってIEが遅いのだと思わないように。HostedModeが重いのだ。


コンパイルが重いが実行の早い通常のモードか、起動が早いものの実行速度に難のあるHostedModeか。これは2.0で解決するのかもしれないけど1.7の時点ではかなり悩ましい問題だ。速度が絶対的に必要な場合以外はHostedModeの確認で十分だがゲーム関係は厳しいようだ。まぁアクション系以外なら問題はなさそうであるが。