GWT 2.0へ作り直し

GWT 1.7で苦労していた泥臭いコードが2.0ではすべてきえる。なにこれ。


メジャーバージョン番号がかわるだけのことはある。

Webメールサンプルとかぱっとみ配置にui.xml使ってるだけかと思ったらちがうじゃないかと。uibinderは便利だとは思えていないのであんまりよくみてなかったけど、あまかったわ。

uibinderがイマイチと思う理由はレイアウトパネルの動きをしっかりと把握して配置とか敷居が半端じゃなく高いこと。コード書くのと同じくらいの労力がいるならコード書いたら早いんじゃないかと。

ただし、これが複合コンポーネント〜成り立つ部品として考えるとまた意味合いが変わってくる不思議。実際このWebメールサンプルは大枠のレイアウト用ui.xmlと各種複合コンポーネント用ui.xmlときれいに分かれていて参考になる。このへんも2.0からの新機能ね。

他のサンプルはすべておまけ。たぶんこのWebメールサンプルが一番の肝。

動きにしてもこのサンプルでウインドウのリサイズすればわかるよん。1.7までと2.0とまったく違うのが。


2.0だけの動きを見たい方はこちら。ソースは非常にシンプル。ほとんどのクラスの行数が3桁いってないから(データ保持周りくらい)。
http://gwt.google.com/samples/Mail/Mail.html


ははは…これでGWT標準の貧弱なコンポーネントだけつかっているっていうんだから…。ネイティブアプリ相当の使い勝手への道は近いな。コンポーネントライブラリのオープンソース製品や売買も成り立つんじゃないかな。


ちなみにSwing/AWTに挫折した人も安心してほしい。装飾に関してはcssそのままつかえるんでWEBの知識は無駄にならないし、むしろあるほうが便利。されに、レイアウトとパネルが一緒になっているので把握がしやすい。Swingもそういった一段か増したライブラリがあるだけでだいぶ変わると思うんだけどね。所詮APIなんで細かいところまで触れる反面、通常のアプリに必要なレベルでは複雑すぎるんだよね。