正直なめてました。
アニメや漫画が原作の実写版で面白くなるはずがないと。普通の恋愛ものとかなら面白いのも出てくるかもしれないけど、特に本作のような怪奇ものとか特殊なヤツは実写にあわないと。
それらはすべて杞憂でした。
毎回シナリオは丁寧に書かれており、最終回も丁寧でした。
漫画とかアニメが好きな人は容易に先の展開が予想できるべったべたな展開のオンパレードです。この脚本書いた人はアニメとか漫画が好きなんだろうなぁと思いました。
最終回は人間になることをあきらめ悪を退治します。また、大勢の人間の前で人間を助けるために正体を明かし、姿を消しました。
そして、一番中のよかった刑事が生命の危険に立たされたところで何者かの介入により助かります。姿は見えずとも彼ら妖怪人間が助けたのは明らかです。彼らの存在を感じたその刑事は喜びます。
この刑事役の北村一輝 氏がはまり役でした。彼なしではこのドラマは成り立たなかったでしょうね。
もうべったべたです。でも泣けます。いいドラマでした。今年見た中では一番かなと思います。