今回はSpringの設定を行います。つまらない内容ですが、単純に記述するだけなので特に難しくはないと思う。
まずweb.xmlのアプリケーションリスナーにSpringを登録、またSpringの環境設定ファイルの場所を指定する。
場所はここです。
開くと以下の画面が現れます。
Webアプリケーションリスナーの追加ボタンをクリックします。
「org.springframework.web.context.ContextLoaderListener」
という1文を入力します。本当は参照させたいのですが、NetBeansではソースしか参照できません。
続いてコンテキストパラメータを設定します。追加ボタンをを押して、
- パラメータ名に「contextConfigLocation」
- パラメータ値に「/WEB-INF/spring-config.xml」
をセットします。
上記2点を設定すると以下の画面になっているはずです。
先ほど入力したコンテキストパラメータはSpringの環境設定ファイルを置く場所を示しています。
WEB-INFディレクトリにspring-config.xmlを作成します。
内容は
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:context="http://www.springframework.org/schema/context" xsi:schemaLocation="http://www.springframework.org/schema/beans http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans-2.5.xsd http://www.springframework.org/schema/context http://www.springframework.org/schema/context/spring-context-2.5.xsd"> <context:annotation-config /> <context:component-scan base-package="springtest.beans" /> </beans>
です。この文章をコピーして張り付けるといいでしょう。
この環境設定ファイルの意味は
- アノテーションという仕組みを使って記述するということ
- 「springtest.beans」というパッケージをSpringが参照するということ
の2つです。あまり深く考える必要はありません。
最後にJSFの環境設定ファイルにSpringのアクセス方法を指定してあげます。
追加する内容は以下のとおりです。
<application> <variable-resolver>org.springframework.web.jsf.DelegatingVariableResolver</variable-resolver> </application>
これで設定は終わりました。次回からコードを書いていきたいと思います。