BOOK REVIEW - "さくさくJava"を実現するDIコンテナSeasar2の初心者ガイド
一応先にいっておくと本の内容についての話ではないです。
たしかにこれまでのJava開発では重厚長大なフレームワーク、膨大な設定ファイル、ソースコード修正時のアプリケーションサーバの再起動など面倒なことが非常に多かった。
上の一文が気になっただけです。
これはそういう選択をしたというだけであって、Javaとは何の関係もありません。Javaの文法は他の言語に比べて覚えることはむしろ「軽い」文法だと思います。他の言語だと特にスクリプト言語系は同じことをやるにもいろいろな記述の方法があります。コードを気ままに書いているうちはすべてを覚える必要はないと思いますが、他人のコードを読む場合、すべての記述を覚えることが必要になってしまいます。つまりLLは非常にヘビーです。一方Javaは5.0で文法は多少増えはしたが、これは開発を楽にするためのものでした。
軽い開発を選択したくなかったのはそれは会社が儲かるからでしょう。人身売買型開発の場合、プロジェクトが長引けば利益は増えます。一方で技術者は本当はもっとパフォーマンスを出せるのにストレスがたまり、会社を離れる原因や長期にわたる火を噴いたプロジェクトのため体調不良になったりします。つまり発注側と技術者のためにはまったくなっていないわけですね。
- ソースコード修正時のアプリケーションサーバの再起動
これよく目にしますけど、そんなことあるの?再起動が必要なアプリケーションサーバーなんて見たことがないんですが。