NetBeans 6.0 を使うにあたってのポイント その１０

アーカイブについて。

earパッケージに収める場合、warで使うlibはwarに含まれる。だが、earで複数のwarをパッケージングする場合（これはいたって普通のことでかなりの頻度でありえる）共通のライブラリがある確率もかなり高い。もっともearでアーカイブするのなら各種ビジネスロジックはejb-jarに入れると思うので、

たとえば、NetBeansだとVisualWebJSFを使用するとwebuiまわりのライブラリがwarファイルに設定される。このとき複数のwarがある場合
かなりの無駄だ。中でも中核となる「webui-jsf.jar」はファイルサイズが非常に大きく、4.5M以上もある。これらをwebプロジェクトでパッケージングしないようにチェックボックスをはずして、代わりにearに１つだけ入れることによってかなりファイルサイズが小さくなる。

当たり前だがファイルサイズが大幅に改善されるとデプロイ時間も大幅に改善する。実測で何もしないときの60%のデプロイ時間となり、大幅に改善された。

earプロジェクトの追加するところはここ。

注意しないといけない点は一つ。earのプロジェクトのパッケージングの設定を行うこと。ライブラリというタブもあるが、ここは機能していない（？）ようなので、使わないように。