ICEfacesとNetBeans

のネタやろうとしたら先にやられてしまった…。

ICEfacesは実は非常に注目していて、これをNetBeansのVisualWebJSFがサポートしてくれたら世の中どんなにハッピーになるかと思っていただけにかなりうれしい。

現在のAJAX対応としては単純にAJAXなアクションの見極めとレスポンスだけというのが非常に多く、Webフレームワークでしっかり対応し切れていないのが多いはずです。コンポーネントツリーをサーバー側で保持しつつプロパティの変更をクライアントでシンプルにしっかり対応できるのはICEFacesASP.NET AJAXくらいしかないと思っていましたので。


woodstockが安定していて高性能だったらこの発表がうれしいと思うこともなかったのでしょうが、バグは相変わらず長年放置、真っ当なターゲットとなるブラウザはFirefox2.0のみ(1.5や3.0はダメ、IEも描画が崩れやすい)なうえに、コンポーネントDojoですべて動的に配置するために、非常にクライアントの負荷が高かったのです(Pentium4/2.4GHzだとつらい。PentiumM/1.6GHzくらいは必要)。動的に生成されるからこそ、サーバーサイド側からのAJAX対応は容易になるかと思われたのですがなかなか対応せず、むしろ、後付でAjax対応しにくいなどデメリットの塊でした。

ファイルアップロード以外のwoodstockコンポーネントは基本的に使ってはいけないというのがNetBeansのVisualWebJSFでのポイントでしたが、比較的最近までこのwoodstockコンポーネントのタグには「基本」とだけ書かれていたんですね。「基本となるコンポーネントがこれだけ使えないんじゃJSFオワタ」といわれて仕方がありません。そしてJSF1.1時代の機能しかないというのもおはなしになりません。

ICEfacesってなに?という人はこちらのリンク先を参照してください。


手っ取り早くデモを見たい方はこちら


というわけで近いうちにICEfacesもネタにしていきます。デモとそれに対応するコードをみていただければJSFが今後Strutsにかわり一般的に使われる技術になる可能性が非常に高いことがわかるでしょう。