最低限の質のお話

技術がどうのこうのとかいう話は「水がない」ことにくらべればちっぽけな問題なんだぜ・・・断水3日目。あんまり影響なさそうなパチンコ屋ですら閉店したりしてるくらいなんで。

http://kan-nazuki.livedoor.biz/archives/51273817.html

おいらのいう質っていうのは電子計算機概論、つまり2種の午前の基本的なお話のレベルを持っていない技術者が多いってお話ね。言語のセンスに2種の午後そのものが役に立つとは思わないけど、これをもっているのなら最低限の基礎はクリアできていると思う。

というのは過去に何度も書いてるけど、信じられないコードを書く人が多いから。そういう人にとってsunの規約がどうのこうのというレベルまでいってないので規約レベルのお話は本当にどうでもいいことなんだよね。

private int hoge(int a){
    //intだとコンパイルできないのでおまじない
    double b = (a * 1.05);
    return (int) b;
}

消費税を上乗せしているようなコード例。こんなコードがあった場合規約以前のお話だよね?メソッド名や変数名がきれいになったところで役に立つだろうか?

1のビットが並んでいたら最大値か-1かな?とか最上位ビットが足っていたらマイナスかも?とか浮動小数点をイコール判定するまずさとかそういうのが瞬時に判断できる基礎はしっておいてもらいたいということね。

だからkan-nazukiさんが想定する人は規約が適用できている時点でおいらにいわせれば合格点なんだよね。100点満点中10点くらいは大丈夫だろうということ。そしてこのレベルに達していない人はかなり多く、これを防ぐにはコードレビューしかないだろうというのがこお一連のおいらのエントリ。