ドラキュラ伝説リバースは間違いなくドラキュラ
グラディウスリバース同様にオプションでスクリーンの設定がかなり細かく可能です。TVはオーバースキャン具合が機種によって異なるのでこれは非常にうれしい措置です。
ゲーム開始をするとかこの作品のグラフィックが・・・なにもかもなつかしい。
そういや、操作方法はどうなんだと思ってみてみると、どうやら初代と同じみたい。つまりジャンプとムチを振るのとアイテムしかない。だが、それがいい。やれることを単純に増やすのはよくないこと。以下にシンプルな操作で面白いゲームを作るか、最近はこういったのが非常に少ない。しかしHOMEボタンを押しての操作説明の文字の小ささはどうにかならないのか。
主人公はあんまり猫背ってないですね。個人的にはちょっとがっかりかも。
以下4面までプレイしての感想を列挙。
- 階段は途中から乗ったり降りたりはできない模様。よろしい。それでこそドラキュラだ。
- ムチは振りかぶった瞬間に背後や頭の上くらいまで判定が出ます。とは言え一瞬なのでこれを使いこなすのは難しい感じです。
- 画面は切り替わる瞬間に雑魚が全部は解されます。うむ、わかってるな。
- パワーアップは1段階パワーアップした後にもうひとつ取ると一定回数ムチの先から飛び道具が出るみたい。
- 曲はあいかわらずの名曲です。出出しだけは全てヴァンパイアキラーのようです。
- そしてX68版で味をしめたかのひたすら多重スクロールや半透明エフェクト。手前のスコア等をみるかぎり7プレーンくらい使ってる感じですね。
- クリア時の丸い弾ゲット時に主人公の動きが止まります。ポージングも存分にしてもらいましょう。
- アイテムは十字架と斧あたりがハート2個使っているようです。ナイフは1個。
- 1面クリアした時点でのタイムが残り5秒って…。1つの面は長いようです。そしていろいとろ隠し部屋があるっぽいです。中ボスがいるというのもあるのかもしれませんけど、探索してるとタイムアップで死にそうです。
- 敵を倒したときの挙動。多間接のやつらとかばらばらになるのがいいですね。
- 落ちてきたシャンデリアはダメージを食らうのですが、シャンデリアを攻撃して落下させ、真下にいる敵を倒すことが可能です。
間違いなくこれはドラキュラ。
なんといっても面クリアタイプになったのがいいですね。どうしても成長要素+探索タイプは広いステージと大量の敵キャラを用意しなくてはならなくて、全体的に間が抜けたというか薄い感じになってしまいます。低コストで開発をするのにこれは不向きで、広いステージを用意することなく、1つ1つの面を確実に個性あるつくりにしていくほうがユーザーの印象に残るというのもあっていいのだと思います。
4面音楽がX68版ロード時BGMというのが泣ける。音色が意識してますなぁ。これ意外と頻繁に聴く曲なんで誰もが覚えていますよね。
リバースシリーズはどれも1000円ですが、後1つ面を追加するくらいでパッケージにしてもいいと思うんですよね。グラディウスリバースにしろコントラリバースにしろ、なんとなく後1面くらい足りないって感じがあります。2800円くらいなら十分OKかと。データ量が少ないということもあってディスク媒体になったところでロード時間は短いままでしょう。WiiWareって大概ロードがないとか短いのもいいですよね。
というのはやっぱりWiiWareってマイナーな存在なこと、ブロードバンドを引いている家庭は自分の周りを見る限りさほど多くないことを考えるとパッケージの必要性がよくわかります。リバースをまとめて出してもいいでしょうけど。
リバースシリーズは今のところそのタイトルはマニアックでありながらも3種とも非常にルールは単純なゲームです。それでいて難易度選択も幅広く、初心者から上級者まで楽しむことが可能です。こういったルールそのものが単純なゲームはもっと量産されてほしいですね。
一番わかってるなぁというのが斜め下でもしゃがむことだと思います。こういう親切さが大事。