スターウォーズエピソード1

http://efuou.asablo.jp/blog/2010/05/09/5073985

おいらもわりと地味な、あまり面白くないという印象でした。はじめてみたときは。

エピソード3までみたあとで改めてみると意外とよく出来てるなぁと思ったのでした。


もっとも最初は後日談等ふくめてエピソード9だったとか、どう考えても初代であるエピソード4の時点では続編等を考慮した感じは薄く、これ単体で語られていたと思います。エピソード5のときはあきらかにエピソード6とのつながりはありますし、エピソード1からエピソード3はその後のエピソード4から6を見た人以外には話的には弱い気もします。


ただ、過去の何度も起こるジェダイとシスの戦争があるのでいくらでも映像化はできるでしょうね。

それらはシスの暗黒卿の裏切りで終わっているのがほとんどということで、エピソード6のダースベイダーの裏切りも歴史は繰り返すというあたりでしょうか。

そもそもアナキンが暗黒面に落ちた原因が家族を愛するがゆえのことなので息子を見捨てることは無かったでしょうね。ジェダイは恋愛や結婚禁止ですし。


エピソード1でのかっこいいクワイガンジンも普通のジェダイはやらないようなダイス目いじったりする変わり者だけど、その後の弟子のオビワンケノービも後に変わり者といわれること、その弟子のアナキンとルークもある程度年齢がいってから修行を始めるという普通のジェダイとは違う変わり者であることなどが面白いですね。さらにいえばクワイの師匠はシスの暗黒卿だとかその辺を考えても新しい時代を切り開くのにはある程度カオスが必要ということでしょうか。



作中ではアナキンの父親は明らかになっていませんが、クワイガンの可能性もあるのかなーとか思ったり。最初見たときは奴隷だから誰が父親なのかわからないという解釈なのかなと思ったけど、後から見直してみるとオビワンの異様なアナキンへの執着が気になる。父親はいないといったのもジェダイが恋愛禁止であるということを母親が知っていると考えるとクワイを気遣った可能性もゼロではないなーとか。所詮妄想ですが。



そういう意味でエピソード1から3は面白いですが、やっぱり4から6を知ってる人じゃないと楽しめないよなぁとおもったり。単体ではかなり弱い、旧3部作のファン向け作品だと思います。