第20夜 GUIエディタのぽとぺたエリア

知ってしまえばたいしたことが無いものでも、知っているかどうかが大きく表現できることがかわるというのはよくあるもの。

NetBeansユーザーならば知っていて当たり前のGUIエディタについて軽く触れる。あんまり触ってない人は気がついていないかもしれないので。

まず適当に配置する。
http://shin.cside.com/diary/2010/0705-01.png


インスペクタではこうなっている。
http://shin.cside.com/diary/2010/0705-02.png


この状態のときjPanel2の中のラベルを覗いたコンポーネントの範囲指定などが出来ない。また、推奨サイズ等もわかりにくい。

そこでインスペクタ上で右クリックメニューを表示。
http://shin.cside.com/diary/2010/0705-03.png
「このコンテナをデザイン」を選択する。


そうするとそのコンテナがトップレベルで表示される。
http://shin.cside.com/diary/2010/0705-04.png


トップレベルなので範囲指定も出来るし、誤って他のコンポーネントを触ってしまうということも無い。
http://shin.cside.com/diary/2010/0705-05.png
タブに表示されているタイトルに「jPanel2」というコンポーネントが表示されているのがわかる。


インスペクタでは以下のように表示される。
http://shin.cside.com/diary/2010/0705-06.png
現在のアクティブなところがふと文字で表示されているのがわかる。


そのほか、インスペクタ上でコンテナをダブルクリック、もしくはデザイナ上でダブルクリックすることでも移行することが出来る。元に戻したい場合、今までの手法でデザインするコンテナをトップレベルのJFrameにしても良いし、デザイナ上で現在のデザインしているエリア(つまり背景)をダブルクリックしても良い。


この操作方法を知らないと扱いやすい静的な配置であっても、無駄に意味も無く階層構造のJPanelを大量に作ることになってしまったりのでぜひ覚えておきたい。