がまぐの強み
雑誌ってのは毎号買う人もいれば買わない人も多いですよね。
となると連載にはついていけない人も多いというわけです。毎号かってもらうために連載というものがあるのでしょうげ、前提となる知識が持っていない号にあるばあい、読者は興味のない記事としてマークします。そして記事に魅力がないのが多くなると雑誌そのものを買わなくなる理由にもつながります。
前号を前提とする連載記事だけでは成り立たないのです。実際今発売している雑誌のほとんどは特集がメインのはずです。ページ数もかなり取っていることと思います。
また、たいてい入門記事は春を基準に書かれます。次の年の春が近づくとまた入門記事を書きます。内容がダブることも珍しくありません。
で、がまぐですが、無料です。
ということは前号を見逃していても大丈夫ということです。かならず古い号を参照できます。連載があっても問題が少ないということです。
そして、同じネタは書かなくてもよいということでもあります。もちろん、新しい年を迎えることによって新しい技術なども出てきますので単純にはいえませんし、書き手によってかなり違う内容になることも珍しくありませんが、これ数年前の入門記事の焼き直しだよ、といったことをする必要がないです。
特に連載は積極的に狙っていったほうがいいのではないでしょうか。そのかわり1つの号の記事はかなり短くすることを念頭において。ボリュームを増やすよりも適度にぶつ切りにして次の号に積極的にまわすとよいでしょうね。号数が増えると作っているという感覚が強いですし。
何より創刊号はかなりスピーディーでした。最初の呟きが10月下旬。まさかの2ヵ月たっていません。こういうのは鉄は熱いうちに打て、ということで勢いのあるうちにさっさとやってしまったほうがいいのですね。期間を先にガッツ利とたとえば年4回発行するから3ヵ月後とかやってるとおそらく終わりません。ページ数はなんとなく増えていきますが・・・といった感じで分解するでしょう。創刊号はうまく出たとしても2号はないわけです。
そこがid:Florian氏の腕なのでしょうね。
ページ数が100を超えたら出してもいいくらいの勢いでかまわないと思います。
あと、Twitterですべてきまるのはまぁいいとしても、ユーザーからの問い合わせがメールのみなのがちと敷居が高い。メーリングリストとか普通だと思っている人も多いですが、やはり厳しいものがあります。掲示板などで「ここのソースコードの意味がわからないんだけど」といった事が気軽に聞けるようになるといいですね。
そういうのはmixiとかでコミュニティ作るのが一番あっているのかもしれませんね。低年齢層のmixi普及率はかなりのものですし、共通の話題を話すという場は雑誌とは離れた場所であってもかまわないと思うのです。