今年のゲーム方面の優秀なネタ2010

今年は優秀なゲーム業界系のネタが入手しやすくなりました。それがいいかわるいかはともかく。その人の書く記事が全部面白いっていう人はわりと少なくて、記事単体そのものの品質にはばらつきはかなりあるきはしますが、それはどこも同じか。

まずはコラムから

1位は

今年はいいのが多かった気がするけど、これが一番わかりやすくて今年をあらわすソーシャルゲーという時事的なものもはいっていて優秀ですね。


2位は

ですかね。切込隊長氏は文章力が圧倒的過ぎて他の記事も全部読んだほうがよいです。連載ものは記事の安定度も大事だと思いますが、平均を取るとこちらが1位になるでしょう。


3位は

田下広夢氏の記事は温かみがあり、実はこの記事!というのはないので一通り読んでみるといいでしょう。上のリンクは単純にレギンレイヴ好きが納得できる内容だったということで。このall aboutの連載は挿絵のかわいらしさにもかなり助けられていると思いますが。また、twitter等をみていてもよいゲームをちゃんと売る!楽しむ!という方向に力を入れているのもポイントが高いです。最近はたたきあいが日常化しており、少しでもだめな点があると評価を下げがちです。本来はゲーム雑誌がそういったことを書かないといけないと思うのですが、立ち読みでもしてもらえれば、そういうのがないとがっかりすることが出来るかと思います。


コラム系は全体的に4gamer強いですね。一方で4gamerはゲーム紹介記事があまりできがよくないことやサイトの中をうろつきにくい(機種別で分けられすぎてて横断的に読みにくいこと、コラム系がまともにさがせないこと)ということであんまりほめられたものではないですが。いい記事書いても導線がないといみないんですよ。

ゲーム関係のニュース

コラムではないですが、ゲーム関係のまとめでは個人的に圧倒的存在があります。

正確にはまとめるまでの時間ラグがあり速報性が低いためニュースではないかもしれませんが、そのまとめの量では一番でしょう。速報性をもとめずリンク先の品質を維持しているという意味では「駄文にゅうす」さんに近いかもしれません。

ゲハ方面

PV目的の一部のゲハブログで精神をやられるのがひどかったのも今年の特徴でしょうか。なぜか去年以上にひどさが加速しています。

まとめブログはどうしても一部を抜き出して情報操作しやすいので難しいのですが、ゲハ方面はそれがひどいのが多いので注意が必要です(というかニュースを扱うマスコミも平然とやってるので「大手に習った」というだけでしょうかね)。

ゲハ方面でみたいのであれば、できるだけスレ数が多く表示されているところ(まとめ主の誘導をできるだけ防ぐ)、まとめのみで主の発言が出来るだけないところがいいですね。さらにコメントで毒まきちらす人が少ないところがいいです。
となるとオススメは
ゲハKnow
ですね。ここなら量も更新頻度も多く、読むだけなら張り付くより楽かもしれません。



ちなみにゲハといえば長らく最下層といわれていましたが、上を見るとわかりますが、今ではわりとそうではありません。恣意的なゲハブログの量産とゲハ自体ID消去のときに他の板に分散してしまったこともありますが、最近の主戦場はあんまりゲームに詳しくない人も多いニュー速などいわゆるゲハの外で、「いかにもそう思う人が多い」というコントロールがかなり組織的に行われています。ニュー速とかはスレ立てしたいわゆる「>>1」が立てた流れに同調しやすい傾向があり、元ソースをちゃんと確認せずにそのまま大きくなっていきます。これははてなブックマークでも同様で、初期にブックマークした人のコメントにかなり同調する人ばかりになりやすいようです(だからおいらは、はてブつかっていない)。

ゲハの場合も同じだろうと思われていますが、もともと最初から疑ってかかって見ること、大量の煽りあいで抵抗が出来ていたことなど独自の文化が形成されていて、いわゆる「>>1」が立てた流れに同調しないことも多いのです。かならず対立意見をもつ勢力が存在していて拮抗しているともとれます。ゲハはID復活後わりとまともになったと思うのは他がひどくなりすぎた、というのもありますが住民がわかっていて楽しんでいるという点がポイントですね。だからその前提がない他の場所でそのノリで持ち出すと大変なことになる。

最後に最近はTwitterでの活動もかなりあるんでTwitterも色眼鏡で見ていたほうがいいと思います。下手に同調すると2chのまとめブログのようにまとめられます。しかも2chと違って特定できる名前が出ている上に気軽に書き込める分危険だといえます。