ブラウザによるjavascriptのレスポンス安定度

IE6>Firefox2.0>safari3.1

という順番のようだ。CPU使用率とか見てるとsafariも結構いい数字は出してるのだが、GCに時間がかかるのかがくっと止まる時間がこの3つのブラウザの中で最も高い。IE6はそういうことが一番見られない、安定した動き方。Firefoxは動作速度はわりといいようだが、CPU使用率が高めだったり、GCかなんかの一時停止がIEより目立つ。

今回はスループットではなくレスポンスの安定度をチェックしたが、ajaxがどんどん使われるようになってくるとレスポンスが重要視されるようになってくるかもしれない。まるでJavaの進化の歴史のようだ。スループット自体はJITで大幅に改善、レスポンスもhotspotでそれなりに改善されてきてる。

動作速度そのものはわりと満足な速度がでたので今後はIE以外のブラウザはレスポンスも重視してほしい。そういやMSのJavaVMもスループットはsunのVMにくらべてわるかったけど、レスポンスの安定度はぴか一だった。GUIアプリを支えるOSのシェアで圧倒している理由はこんなところにあるのだなぁと思った。

他の会社とは勝負している次元がまだまだ違うといったところ。

[追記]
FireFox3.0 ベータ4をおとしてみた。IE6並に改善されている!

ただ、CPU使用率はIE6の倍くらいになってるのでまだ改善の余地がある。

完成版じゃないのでまだプラグインが対応していないのが多いのが残念だが、IETabだけは対応していた。しかし、未完成のMozilla製品使うのは久しぶりだ。シーモンキーのときはマイルストーンすべて追っていた以来か。