ずばりNetBeans 6.5 の目玉機能

それはデータベース管理。


データベースの管理自体は3.xのころから存在していたのだが、そのころのままバージョンアップしていなかった。つまり、Select文をもとに一覧表示させるだけ(クリップボードにタブ区切りテキストとして取得は可能)、データの修正はSQLでInsertやUpdateを入力する必要があったのだ。

それが長い長い年月をかけてやっと修正される。これでテストデータの入力等のためにPgAdminIIIとか別途起動する必要がなくなったのだ。

画面を見てわかるようにページングや自動採番される主キーの変更付加、新規データの作成、既存データの修正・削除が可能だ。修正した内容はすぐに反映されるのではなく、コミットアイコンをクリックすることによって行われる。キャンセルアイコンで元の状態に戻せる。

カラムヘッダにマウスカーソルを持っていくと、カラムの情報が表示される。すばらしい。

ヘッダ部分をクリックするとソートも可能だ。


データ行を右クリックしたメニューはこちら。

「Print Table Data」は画面に表示されているものがそのまま表示される。JTableの印刷機能を使っているようだ。印刷はpdf変換等を使っておくと便利だ。

コピー関係はヘッダの有無が選択できるようになったのが便利。


「Show Script」系はSQLを表示してくれるダイアログが表示される。

これらを雛形としてSQLを作成したい場合は便利かも。InsertとDeleteはカレントレコードのデータをもとに生成してくれるのだが、updateだけは実際にどこかのカラムを修正してコミット前の状態にしないと選択できないという不思議。むしろupdate関係がこの機能一番使いたいと思うんだけれども。


NetBeansプラグインで真っ先に作るべきはDB管理ツールと思っていただけにこの改良はありがたい。正直思っていた以上の機能追加だ。