XMLを一切書かないですむことで有名なJSF 2.0を軽くさわる

こんどはJSF 2.0をNetBeans 6.7RC1 + Glassfish V3 previewで。

以前触ったものと比べてどうかわったかを見てみる。

まずfaces-config.xml。これはかわってない。中身は空っぽ。

<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?>

<faces-config version="2.0"
    xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee" 
    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
    xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-facesconfig_2_0.xsd">


</faces-config>

続いてマネージドビーンアノテーションの書き方が変わった。以前はManagedBeanアノテーションの属性としてスコープが文字列で存在していたのだが、独立したアノテーションになったようだ。

@ManagedBean
@RequestScoped
public class Hoge {
    public String getMessage(){
        return "JSF 2.0 へようこそ!";
    }
}

最後にJSP

<f:view>
    <html>
        <head>
            <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"/>
            <title>JSP Page</title>
        </head>
        <body>
            <h1><h:outputText value="#{hoge.message}"/></h1>
        </body>
    </html>
</f:view>


実行!
JSF 2.0へようこそ」という文字列が表示された。

ファイルサイズを見るとEJB3.1の足し算も含んで24KB。以前から言ってるように標準APIを使う利点はデプロイ時に各種ライブラリを含まないためファイルサイズがアプリに必要なものだけになるため、非常に小さくなり、結果デプロイも早い。毎回MB単位のライブラリをデプロイ&初期化するTomcatで開発してるほうが不便なことが多いのは皆さんご存知のとおり。差分配備でパーマネント領域くいつぶしてフリーズするのたるいんだよね。