ゲームミュージックが消えた日

ゲームミュージックが勢いをなくしたのはいつだろう。

コンシューマはPCエンジンCDROM2とかあたりでわりとCDDAとかでいくらでも垂れ流しができてやばい雰囲気はできてたけど、アーケードだとどのあたりで失ったのだろう。

おいらが大好物のSTG衰退時期とかぶるかも。怒首領蜂の大ヒットによって弾幕ものばかりになってしまった。本当はイロモノとしての存在になるべきだったものがメジャー化しておかしな方向へ向いていってしまった。首領蜂で築き上げたものが崩壊した。そしてBGMもぴんと来ないのも多い。


決してよい曲がないわけではないが、名曲ぞろいという時代を生きた人間にとってこれは寂しい。泣きメロとか熱いのとかが大好きなおいらはだめなんだよなぁあ、オサレ路線ものは。

へたくそでも荒が多くても勢いだけでもいいから感動させるような曲、そんなのへったよね。無難にまとめて適当に音を厚くしてメロディが目立たないとかゲームミュージックじゃねーだろと。


おいらの好きなBGMといえばやっぱりグラシリーズははずせなかったし、思い入れはたぶんサラマンダあたりが一番あるんだろうけど、曲で一番感動したのはやはり雷電IIあたりだな。

90年代前半ということでこれくらいがゲームミュージックらしさを最大限にのこした最後くらいだね。あれだけ勢いがあったゲームミュージックのテープやCDが加速度的に消えていくとは誰も思いもしなかったなぁ。


もしかするとおいらだけこういう音楽好きで他の人はこういった音楽きらいなのかも。こういう音楽苦手ですという人(好きですでもOK)はコメントあるとありがたいかも。こっちの方向性が好きですとか。

若い人はわからないと思うけど、昔はこんな曲ばかりだった。音源が貧弱でもいいじゃないかとか、もうおっさんなんだなぁとしみじみ思う。