FF2の二刀流

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FF2は両手で武器を持つと攻撃力が最大限に生かされる反面、防御力が大幅に下がってしまいます。

というのは利き手にかかわらず、武器とスキルレベルで受け流し率が設定されているためです。盾は受け流し率が極端に高く、攻撃力のない武器として設定されています。ですから、ディフェンダーやマインゴーシュといった受け流し率が高い装備ですと、それぞれ剣や短剣のスキルが生かされて盾いらずなわけです。

それ以外の一般的な武器、たとえばナイフでもいいですが、受け流し率が設定されています。両手にナイフを装備すればスキルレベルが高くなれば回避率が非常に高くなります。すばやさも成長するとあっというまに回避率99%が達成できます。ただし、その他の防具には全て重さが設定されており、回避率が低下します。ですから、通常の装備だけで回避率99%を維持するのは非常に難しくなっています。FF2は重い守備の高い装備をとるか、回避率の高いもろい装備を取るかが選択できるのです。レブナントとかゴーストとかデスライダーとかいくつかの敵はHPの割合で攻撃する追加効果のおかげで回避率のほうが重要になってきます。

また、二刀流はスキルの上昇も倍になりますので、FF2では片手装備はやってはいけないこととなります。回避率はすばやさの成長率や行動順にも影響するので、最重要項目です。



今手元にないけど、20年前の中学生だったころはこのへんノートにまとめてて、おまえあほかとか言われてた。パーティーアタックばっかりやってる組と普通に戦闘回数を増やす組とで圧倒的に後者のほうがクリアが楽だった。普通に戦闘回数が多ければ装備品によって魔法も効果が下がるというのもすぐにわかる原因だった。そもそもあれはマニュアルに書いてあった上に前作をやったことがある人はすぐにぴんと来る。ファイアーエムブレムとかの成長率とかもそうだが、計算式等を考え出すのが楽しいというのは今も昔もかわらんね。

比較的最近では世界樹の迷宮2の術式の計算式とかあたりだろうか。発売直後は圧倒的な核熱と「1」の影響で上位単体術式と範囲術式マンセーだったが、考察スレに張り付いて今のようなケミの評価まで持っていった。まさか一番使えるのが核熱と並んで単体下位術式というのは誰も思ってもいなかったようだ。前作やってなかったからこそ単体術式をあそこまでのばしたのだろうと思う。「1」は今やってるが単体術式最高まであげても威力が1.5倍くらいにしかならないくせに消費TPも1.5倍で使い物にならん。下位術式に10ポイントも振ったのに上位術式LV1にまけるって…。

でも「2」のバランスも異常。本来ならば上位術式は「1」のように下位術式より強い火力でいいと思うし、下位術式は威力を挙げるのではなく、消費TPをへらしていって通常攻撃代わりに気軽に打てるようにするべき。「1」の火力だとちょっと低すぎると思うが、1.5倍くらいに威力を挙げて消費TPが2くらいにさがっていけばケミも5層でいらない子にならずにすんだと思う。

面倒だから属性排除して圧倒的火力を用意したというのは「バランスとるのめんどくせー」と投げ出した結果に過ぎないと思ってるので格式は無属性なら無属性らしく威力は抑えてほしかった。FC版のFF3のバイオくらいを限度にして。基本属性で弱点を突いていくのが楽しいという人向けの職業だと思うし。


ちなみに世界樹の迷宮2のケミはまず属性3種LV1とったら物理スキルへGOで安定。圧倒的な威力の範囲攻撃は強いのと、属性術式のLVをあげるとTPがぜんぜん持たないくせに弱点をちゃんと突けばLV1でも3層までの雑魚なら大活躍できる。属性に集中させたいなら氷のスキルをマスターさせれるとボスやFOEなどで好都合なことが多い。「2」は引退や休養を気軽に使えるので後半いらなくなる物理属性を早めに取って楽をするのが非常に効率がよい。

なんか途中から世界樹のエントリになってるが(゚ε゚)キニシナイ!!