NetBeans 6.7でCubby 2.0をセットアップしてみた
Cubby 2.0がでたというのでまずは自力でセットアップ…と生きたいところだが断念。
Cubby本体以外のコンパイル済みのjarファイルを探すのが難しくて断念した。本体ダウンロードしたファイルの中には必要なものは全部入っていない。たとえばSpringと連携するためのライブラリはどこだろう…。以前はショーケースからいゾンデはないだろうファイルを取り除いていったが、やっぱり大変。
依存ファイルが最も少ないGuice版を選んだが、「org.seasar.cubby.plugins.guice.servlet.CubbyGuiceListener」を使うということだったけどそれらしきものは見当たらない。ドキュメントもたぶん間違ってると思う。
というわけでMaven使うことにする。幸いNetBeans 6.7では標準装備されているので。通常のNetBeansプロジェクトのほうが使い勝手がよい場合も多いため、Mavenで作成してから必要なライブラリを把握するようにしよう。
Mayaaのブランクwarみたいなのがあると助かるかな。Mavenを使ってるプロジェクトってまだまだすごい少ないと思うし、最初に設定箇所を把握するのにこういうのがあると役に立つ。
プロジェクトの作成
まずはプロジェクトの新規作成を選択する。
そうするとプロジェクトの作成ウィザードが起動し、選択肢にカテゴリ「Maven」の「Mavenプロジェクト」という項目があるので、これを選択。
続いて原型の選択となるのだが、ここで右側にある「追加」ボタンを押す。ダイアログが出るのでここでは以下のように入力してみた。
追加された原型を選択し、「次へ」ボタンをクリックすると以下のようになる。
「完了」ボタンをクリックするとプロジェクトが作成される。最初はダウンロード等で結構時間がかかる。
プロジェクトを作成したらプロジェクトのプロパティを開いてほしい。デフォルトではサーバーの設定がされていないためだ。
これでブランクプロジェクトが完成といった感じ。これで実行できる。
NetBeansのMavenの機能を見てみる
そういや6.7ってほとんど触っていなくてMavenサポートはあんまりみたことがなかった。
というわけでライブラリのCubby2.0本体のjarを選択、右クリックメニューで「アーティファクトの詳細を選択」を選択する。そうすると以下のウインドウが表示される(ここでは独立したウインドウで表示しています)。
「座標」ってなんだろう…Locationあたりの翻訳?確かNetBeansではLocationって「場所」という翻訳とかだった気がするから別物かな。ダブルクリックするとそのバージョンの情報に切り替える。もちろん、そのライブラリの情報をダウンロードしていなければ自動でダウンロードして表示する。
プロジェクトのタブを押すと以下の画面になる。
いろんな箇所へのリンクがあるが、一番上のリンクは踏んでも何もないところへ飛ばされるのに注意。ひとつ階層あがった「http://cubby.seasar.org/20x/」のほうが正解ぽい。
クラスパスのタブは以下のようになる。
依存ファイルは一番参照したい情報かもしれない。ダブルクリックするとそのjarファイルの情報を新しいウインドウで開く。便利。
グラフのタブに切り替えると以下のようになる。
スコープで絞ることも可能だ。
四角を選択すると依存するライブラリと依存されるライブラリだけが目立つように表示される。
ここではlogback-classicを選択している。
ちなみに四角をダブルクリックすると依存するライブラリだけが画面に収まるように大きく表示される。背景をダブルクリックすると元のサイズに戻る。
全体を表示できる範囲内で最大化したい場合は四角を右クリックして「ウインドウに合わせる」を選ぶ。全体を表示するのだから選択しなくてもいいと思うのだが、どうやら何か選択してメニューを出さないといけないようだ。背景を右クリックしてもメニューが出るが、選択できないみたい。
検索のところはインクリメンタルサーチになっている。