OR

鳩山総理の専門がオペレーションズリサーチで初の理系首相だというニュースが就任時に結構流れたが、このとき久々にORという単語を聞いた。

これ第2種情報処理技術者試験の出題範囲なんだよね。ようは論理的に物事を考えましょうってお話で、「どうすればローリスクハイリターンな戦術を取れるか」とか、「どうすれば行列の待ち時間を減らせるか」、「納期に対してクリティカルな場所の特定」とか結構面白い話が大量に並ぶ。


国家試験を馬鹿にして受けてない人って大量にいると思うけど、こういう広い出題範囲って国家試験以外でないよね。特定の専門技術の資格ならば大量にあるし、今後もあり続けると思う(作業に直結するので有効性が高いのは当たり前)けど、広く浅くもやっぱり必要だと思うんだ。基礎的なお話として。

マイコン族のベースを支えたのがベーマガであるように、共通の認識をする場がまず必要だと。何度も同じこといってるけど。


実際は「数字どおり人間は動かない」のと、まずその比較用の「計測した数値がそもそも正しいのかわからない」という点や、いつでも「割り込みや仕様変更はあるもの」、「自分が変わろうとする時間で相手も変わることができる」ということで所詮理想論なのだな、と社会に出た後でわかるお話。