http://d.hatena.ne.jp/air_r/20091112#1258035490
クイズゲームはプログラミングそのものは非常に単純ではあるが、実は作るのが難しいジャンル。何も考えずに作ると
生まれる前の芸能なんて知らないし
こうなってしまうんですね。QMAはわりと年齢層は低いと思うのですがそういった人たちを切り捨てる原因になってしまう。
これが歴史上の人物とか誰もが知る出来事や数学の公式のようにかわらないものならば問題ではないが、その時代をリアルタイムで生きた人間でないとわからないような問題は作ってはいけない。また、数学の公式にしても義務教育で覚える以上のものを問題にしてはいけない。
スタンドアロンですら理不尽と感じるというのにネットワークで競い合うスタイルならなおさらだ。
これが特定のジャンルのみを扱ったマニアックなクイズゲームならば否定はしないが、広い人をターゲットにしないといけないゲームでこんな基礎的なミスをやらかすコナミもへぼくなってしまったな。
アーケードでクイズゲームブームが起こったのは90年代前半。
なぜこの時期に起こったのかはわからないが、「クイズ カプコンワールド」がその始まりだったと思う。4つのボタンだけで構成されるゲームはやはり初心者もとっつきがよく、結構うけていたようだ。
その中で光る作品があった。その名も「クイズ宿題を忘れました!」。最初にプレイヤーの生まれた年を入力し、その年齢の人がわかる範囲の時間で問題が出題された。子供時代に飛ばされるといったストーリーだった。
これはデータ量が問題にならない今だからこそやってほしいシステムだ。もちろんQMAのようなシステムとは相性は悪いが。