パソコンサンデー X68000

えふおうさんのエントリでパソコンサンデーがあったので対抗して乗せてみる。
http://efuou.asablo.jp/blog/2010/06/01/5130693


残念ながら地方在住なのでパソコンサンデーは見たこと無いです。

カラーイメージユニットとスーパーサイアンは今でもありますね、たぶん。スーパーサイアンはカラーイメージユニット互換の同人ハード版。画質は多少悪い代わりに早かった記憶がある。両者でVRAMへの転送のタイミングが異なるので同じソフトだとシビアなタイミングだと動かなかったりする。

15年前はよくキャプチャソフト自作してとりまくってました。昔から秋葉原にいったことある人ならばいろんな動画がいたるところでドットが荒いながらもなめらかに再生されていまくっていたのを覚えているでしょうか。

HDDは大容量ではないのですぐにキャプチャした動画をうつさなくてはいけません。コスト的にMOドライブしかないわけですが、普通にファイルシステムを通すとただでさえ遅い(HDDにくらべてですが)MOですが、ファイルシステムを通さないでアクセスすると面白いくらい早かったのを覚えています。あと円盤の外側があからさまに早い。たしか外側から書き込むHDDと違い、内側から書き込むはずなので、230MBのメディアなら最初の64MBくらい飛ばすとなかなかよかった記憶があります。ファイルシステム無視してるので、フォーマットされてないとか言われたりしますが、かなり目に見えて差が出るのです。

このころのキャプチャしまくったMOディスクたぶんいくつかまだ残ってるはずです。X68のデータをWinへもってくるには現実的にはやはりMO経由なのかなーとか思い続けていますが、結局いじったのは昔SCSIで環境そろえていたときだけですね。10年以上前。


外部ビデオ入力からVRAMへ転送する仕組みがあるハードってすばらしいですね。スーパーインポーズとか懐かしい言葉が聴けます。当時は一般的な単語だったと思いますが。

もう23年前ですが、当時は8bit全盛期でMSXのパレットなし16色、PC88のパレットあり8色あたりがスタンダードだったと思います。リニアなメモリ空間は64KB。PC98はこの時代ではまだ一般ではありません。PC88がガクッと衰退して言ったのはこの1,2年後のことです。そこからPC98はいっきにのびます。

そんな中、メモリ空間16MB、65536色、スプライト128個、BG機能あり、ファミコンのようなスクロール機能もあり、FM音源は事実上標準搭載されたなかで最強のOPM。声が出るというのが珍しい時代ですからADPCM搭載というのも変態的だったX68000。もうこのインパクトをもつ機種は出ないでしょうね。



という昔話。