Mixiアプリの報酬計算が大きく変わるのでアプリも大きく変わるべきか

Mixiアプリのアドプログラムは今まではPVがすべてだった。ユニークユーザー数も単価に影響するが、すべてはその単価×PVだった。

これはつまり、短時間でプレイするようなゲームを何度も時間をあけて細切れにしてつながせるという場合が一番儲かる。牧場系なんかはそうですね。

これが9月からユニークユーザー数がメインで、それにくらべたらPVは誤差の範囲となるようだ。


確かに広告出す側からすると、同じ人に何度も広告出すよりは、広くたくさんの人に見てもらったほうが良いかもしれない。それにMixiは一人当たりのユーザーをコア化させることにメリットは薄いと思う。それよりは既存の人はつかまえつつもどんどん新しい人を受け入れて人とのつながりを増やしていきたいはず。長期的に安定して会社を存続させるなら当たり前だけど。

となるとやっぱりユニークユーザーのほうが大事だよね、と。広告はPVでおそらく金もらってるのだろうからPV単価が高い今までのやり方だとMixiにとってもうまみが少ない可能性がある。



面白いのが今回は単価が固定になったことだ。今まではアクセス数の多い有名アプリの単価は高かったのだが、アクセス数が少ない場合かなりしょぼい単価になってしまっていた。これが個人や弱小でも大企業でも一律となるようだ。

ということはユニークユーザーさえしっかりとれれば、PVはたいしたことがなくても結構な稼ぎになる(小遣いの範囲でだけど)。1日単位で計算されるようで、1UUで0.37円というのは結構大きいとおもった。1PVは0.004円。


そうなると今までPVを稼ぐタイプのゲームから1日1回だけアクセスさせるゲームに変えたほうが良いということになる。PVはさほど貢献しないのでサーバーの負担が減る可能性があるし。Mixiのサーバー自体の負荷も減るだろう。

1日1回アクセスさせると1人当たり0.374円ということになる。もし毎日プレイしてもらった場合、月30日としておおむね10円となる。毎日100人に遊んでもらった場合月1000円、1000人なら1万円。これを多いと見るか少ないと見るかだが、今まで固定ユーザー万単位で抱えてやっと1万円にとどくという状況から比べたら大幅に増えるはず。ある意味小遣い稼ぎにいい。


これは今までのPV方式に比べてアクセス数の少ないアプリは大幅に稼ぎは上昇しそうである。大手であってもPVに頼らないタイプのアプリは大幅に変わるはず。

Mixiアプリは今後1日1回だけ接続させるようなアプリを考える時代かもしれない。PVを前提に開発していたところはきついなとか。

手軽さは違うとはいえ、アフィリエイトよりはるかに稼ぎやすいと思う。アフィでは偏りはあるが、月平均したらたいしてかせげないし。ただ、鯖代掛からないというメリットはあるのでなんともいえんかー。そこでGAEですよ、といいたいところだが、開発効率が大幅に悪化する状況では難しいか。むしろメンテがきついか>GAE


あと、UUの報酬計算だが、開発者単位で合算ではなく、アプリ単位で計算される模様。つまり、数を用意するのが大事。食っていこうと思ってる人は素材以外では1本あたりプログラマ1人で2ヶ月くらいのペースでリリースしていくべきなんだろうな。今まではひとつのソフトに集中させていないとPV単価が下がるため、集中することが多かったと思うが、この辺も大きく変わらないといけないと思う。


例によって中身ぜんぜん違う可能性あるので注意。