4Fへ到着。この時点で19時間。3Fは1時間ちょっとでクリアした。最も難易度が低い階かもしれない。もっとも敵は後衛を狙ってくるようになったり、魔法が飛び交うようになってきてかなり熱い戦いが繰り広げられる。
アレンジバージョンだと敵が弓や槍を装備しているグラフィックのおかげで後衛も攻撃されるんだな、というのがわかるが、オリジナルだとすべてただの色違いなので気がつくまで不利かも。
3Fは経験値が100から300くらい入るようになるのでかなりよさげ。このゲームはWIZと違って階によってあからさまに入る経験値が変わるのがわかりやすいね。
しかし、数あるRPGの中でも魔術師の魔法がこの作品は圧倒的に強い。もちろん、司祭の回復系は頼れるが、やられる前にやるほうが結果としてダメージが減るので攻撃的な魔法がすごく強いのだ。攻撃系魔法が強いRPGというと邪聖剣ネクロマンサーくらいしか目立ったものはないけど、この作品は補助も含めてすばらしく強い。称号技能はパラディン(戦士+司祭)より侍(戦士+魔術師)、レンジャー(盗賊+司祭)よりウォーロック(盗賊+魔術師)のほうがつよそうだ。
DQとかFFとかメジャーなRPGも攻撃系魔法が圧倒的という状況は割と少なく、それは後半になるにつれてさらに顕著になるのでこのバランスは斬新かもしれない。
とりあえず確認できた魔法のダメージと回復一覧。秩序PTなので混沌の魔法はしらない。数字は確認できたものだけ。
魔術師
古語魔法 | LV | 範囲 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
直撃の火花 | 1 | 1体 | 2〜7ダメージ | |
乱舞せしは数多の炎 | 3 | 1グループ | 7〜21ダメージ | |
突撃の雷槍 | 3 | 1体 | 32〜39ダメージ | 秩序専用 |
大いなる紅蓮の火球 | 4 | 1グループ | 9〜29ダメージ | |
雷剣の一撃 | 4 | 1体 | 39〜49ダメージ | |
死神のささやき | 5 | 全体 | LV8以下即死 |
司祭
神聖魔法 | LV | 範囲 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
我 回復を願う | 1 | 1体 | 2〜8回復 | |
我 汝に一撃を与えん | 1 | 1体 | 2〜6ダメージ | |
我 強き回復を欲す | 3 | 1体 | 12〜20回復 | |
我 汝に強き一撃を与えん | 3 | 1体 | 5〜9ダメージ | |
我 大いなる回復を願う | 5 | 1体 | 37回復+石化以外状態異常回復 | |
我 汝に死を与えん | 5 | 1体 | 即死 |
魔法の名称がわかりにくいのがちょっと厄介かな。魔術師魔法のLV3のバランスのよさが光る。というかLV4魔法がいまいちLV3に対してメリットが薄い。
司祭魔法のダメージ系はほんと使えない。もしかするとアンデッドや悪魔系に対して強いとかあるのかも。
ちなみに麻痺を治す魔法は眠りも直せます。
LV8以下のモンスターを全滅させる魔法とかWIZっぽいのがでてくる。意識しているのは間違いない。でも、この作品がもっとも味があるのはやはりテキストだろう。昔のTRPGやゲームブックのテキストのような雰囲気が最高だ。世界樹がTRPGとか意識しているとかいわれていたが、この作品とくらべると内に等しい。幻霧ノ塔はまさにあの良き時代のテイストがしっかりと(むしろ濃縮されて)ある。