PCエンジンは意外とがっかりなのが多く

http://efuou.asablo.jp/blog/2009/05/16/4308003

十分スプライトは強力だと思います。当時だと拡大縮小がコンシューマでは無理でしょうし。アーケードの移植系では多重スクロールが無いのがかなり厳しい感じでしたね。せめてBG2画面あればよかったのですが。セガ系とかのスプライトはフレームバッファ方式だと思いましたのでちらつきは無いはずです。コストを考えるとコンシューマには持ってこれないでしょうね。

PCエンジンはびっくりするくらいファミコンをそのまま高性能バージョンにした、というところです。BG1面+スプライトという構成だけなんですね。ただCPUにしろ大幅に高速化はしていますがその後の他機種とくらべてかなり苦しくなったのは確か。

多重スクロール+FM音源というアーケードに近い構成はメガドライブが登場するまで待つしかありません。メガドライブDACがわるいのかぼけぼけだったり色数が少なかったり、日本人にはでかすぎるコントローラとかいろんなところが微妙でしたけど。セガ的にはアーケードが花形でコンシューマはかなり立場が悪かったとききます。

グラディウスとサラマンダは「もう適当に作りました、このゲームに思い入れは無いです」という感じでがっかりでしたね。ナムコの移植も結構違っていますけど、当時の移植レベルでは順当でしょう。しかしその後のCDROM2のグラ2でハードの限界と戦いましたね。結局末期にならないと極めたソフトが出ないのはどこも一緒かと思ったのでした。


PCEといえばどの機種も価格が高いのが印象的です。初代も2.5万と馬鹿高かったです。ファミコンセガ・マークIIIの時代でしたからびっくりしたものでした。その後もCDROM2をはじめとするオプションが高価格だったこともあります。結果CDROM2まで持っていた人はあまりいませんでした。