エンジニアの未来サミット0905

http://gihyo.jp/event/01/engineer/0905
0905って9月5日だと思ってたのは俺だけでいい。去年9月にやってたしね。場所は秋葉なので電車で10分かからないでいけるので本当はいってみたかったんですがね。人ごみが苦手なので死ぬかもしれないけど。

本日は天気がいいのと明日はよくないようなので散歩やポタリングでもしようと思ったけど、こいつがあることを知らされたので家にこもることに。


以下にて本日18時までリアルタイム中継です。
http://www.ustream.tv/channel/engineer-summit

1部について

これかいてる時点でまだ30分くらいしかたってないですけど、マイクのセッティングがいいのか、前回書いたような声がほとんど聞こえないということが今のところ無いです。また、1部は人を絞って一人あたりの話す内容が長く、さえぎる人が少ないようなので、聞き手として非常に聞き易くて前回に比べて大幅に改善してると思います。


1部の最後で資格の話が出てたけど、おいらは資格のために勉強するの大歓迎なタイプ。ポイントは資格そのものが大事ではなくて、資格を取るための勉強が大事ということ。取れた取れないは不問。ただ、資格を保持することによるデメリットが存在しないのならとっておいたほうがいい。

だって、独学だと基礎的なところは独学では勉強できなかったから。いままで自分が趣味で扱うようなプログラミングの範囲だけ走っていたけど、視野を広げるためにこういった知識は大事。好きなところは何もしなくてもどんどん知識は身についていくからね。使わないだろうという知識を触れることはすごく大事だと思うんだけどなぁ。たとえば、小学中学高校と習った勉強は世の中で生きていくために必要だということで勉強したわけじゃないよね?国語や算数は役に立つことは多いかもしれないけど、理科とか歴史とか直接的には関係しない。こういう道もあるのだよ、というベースを鍛えているだけ。

それと同じようなものだと思う。2種の勉強をしなければ2の補数もしらなかったし、浮動小数点演算で金銭を扱うと何が危険なのかそういうことは趣味のプログラミングでは養われることは無かった。一方でスーパーマリオとかスターフォースとかそういうのは誰でもそのうち作れるようになるし、アセンブラも別に触り続けていれば難しいことは無いわけですが、上記の項目を独学のまま理解するまでにはものすごく時間がかかったりします。勉強すれば30分で理解できるのに。

ですから、資格のための教材は資格を取るつもりが無くても買っておいて斜め読みしておいたほうがいい。今は分からなくてもそのうち分かるようになるかもしれないし、何気なく眺めたものが役に立つときもあるかもしれない。視野を広げるためにものすごく大事ですよと。


一人一本マイクがあるというのはかなり良かったと思います。結果、みんなマイクにしっかり口を近づけてしゃべるようになったと思います。「俺の」マイクと「借り物の」マイクだとやっぱり精神的にちがいますよね。


2部について

後ろの張り紙に書いてある名前と座席が一致してないくさい。


技術の話かとおもいきや住む場所の話。東京一極の話はIT業界は顕著ではあるけど、その業界でも同じかな。結局不景気で仕事がある場所が東京など大都市でしかないのと、開発場所が自社内に持ち帰っての受託開発が年々減っている状況で、客先常駐が大きく増えた。じゃあその客はどこにいるかというと東京なわけで、これはどうしようもない。あとイベントや勉強会にしても東京は多いよね。リアルに人と会いやすい。

おいらが実家の青森県に帰ったとして勉強会があるとは思いにくい。そもそも交通が東京のようにくもの巣のように夜12時すぎても動いてるとかってことは無いし難しい。昔はパソコン通信しかなかったけど、パソコン通信やる人はヘビーな人が多かったからヘビーな人とのつながりが生まれやすかった気がする。インターネットになっていろんな人が接続するようになっちゃって濃さが薄れたと感じたのはおいらだけではないはず。

おいらが自営業やってるのは仕事を将来的に地元でできればいいかなぁという考えがあってのこと。新幹線が通るようになってから行き来はすごい楽になった。大宮から2時間半あればついちゃう。青森は極端かもしれないけど、ちょっと離れた場所で仕事はしたいかなぁとか思ったりする。人ごみが苦手で緑があふれるところが一番良い環境だと思ってる人種なので。例えば宮城県、仙台駅は大宮から新幹線で1時間ちょいでついちゃう。そういう場所ですらいわゆる国内オフショアが進んでない状態ってのはどーなのかなぁ。

でも、物理的距離が近ければ近いほど顔合わせての打ち合わせの敷居が低いのでメリットは分かりますけど。電話やチャットだけじゃ現状の把握は難しいよね。


第2部も最後まで声が聞き易かった。でも「弾 vs」にはぜんぜんなってなかったな…。


去年に比べればめちゃくちゃ見やすく聞き易くなってた。これは運営側のスキルが上がってるということかな。個人的にはカメラは首振る必要なくて切り替え方式のほうがいいと思う。あと引いた場所からの撮影とか登壇した人が小さくてもいいから全員が見渡せるものが欲しいかも。引いてしまえば首もあんまりふらなくてよくなるし。


前回ぼろくそにいったのはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/shin/20080913/p2


前回はネガティブなことはやめようよみたいなイメージ先行だったのかな、地に足がついて無い話だったけど、今回はそれぞれの人の話が長くてテーマに対して多少逸れようが言いたいことを言っていていい感じだった。結果、泥とかテーマにあがってなかったけど、前回よりより前向きになれる話だったと思う。