NetBeans6.0を使うにあたってのポイント

世界樹の迷宮IIが一段落ついたので、NetBeansを利用するに当たっての注意点等を今後書いていく。

まず最初は基本的なことであり、もっとも大事な準備を紹介しよう。


それはタスクマネージャを常駐すること。

タスクバーを右クリックしてタスクマネージャを起動することができる。邪魔にならないようにオプション−最小化時に隠すのチェックを入れておくといいだろう。


なぜ、これが重要なのか。
それはNetBeans6.0ではコンパイルした後、30秒くらいCPU使用率が100%になってIDE自体の再描画すらされない状態が続くからだ。デュアルコアなどは上のスクリーンショットのように50%くらいで止まることに注意。

これではテストがままならないかと思いきや、F6で実行するとIDE自体はフリーズしたような状態が続くがその直前にデプロイやブラウザ起動は完了しているようで、テストそのものはすぐには問題はない。もっとも、ログは見れないしデバッガも動かないし、CPU使用率が100%の状態が終わる前にテストが完了するとしばらくまつしかないのでこれは非常に厳しい。

また、デュアルコアなどならこのようにNetBeansでCPU1つを100%とられてももう1つでブラウザやアプリケーションサーバー、データベースサーバー等の処理ができるからまだいいのだがシングルコアだとたぶんどうにもならない気がする。

さらにいうとコンパイル以外でもCPU使用率100%の状態が長時間続くことも珍しくない。もっとも本当に無限ループに入る場合もあるのでタスクマネージャで強制終了することも必要になることもある。したがってタスクマネージャをすぐに起動したりCPU使用率を確認するのは必須なのだ。


ちなみに、頻繁にCPU使用率が100%になることが多いため、デュアルコアも必須だとおもう。

この長時間のフリーズ現象がなくなればさらにNetbeansはよくなるだろう。5.5まではあんまりなかった現象だとおもう。6.1ではフリーズ時間が15秒くらいになってるといいなぁ。

[追記]
上記のマシンパワーを食う問題はVisualWebJSF+EJB3というもっともヘビーな組み合わせにおいて確認しています。VisualWebJSFだけでも発生するかもしれません。それだけ重くても開発効率は一番なので使わざるを得ないのですが。