この感覚懐かしい
そういや、こういうことを言う人って減ったと思います。当時(12年くらい前)は、やはりCの技術者が圧倒的に多くC++もまだ標準仕様が固まっていない時期。みんな新しい言語に対して疑問や不満等いろいろといっていたと思います。いまや言語が増えすぎたということもあるかもしれないですが。
今では最初にJavaを勉強することが多いでしょうから疑問に持たない人が多いのでしょうね。Javaを理解するためには最終的にはCを理解する必要があるので先にCを勉強してほしいのですが、世の中即戦力という名の下にそれは省かれてしまいます。
このあとJavaを触り続けて2,3年くらいたったあとにはJavaのよさがわかるようになるはず。
ほかには会社に対する愚痴が多いですね。これもほんと懐かしい。自営業をになってからもう6年以上がたつ(今年は7期目)のですが、会社勤めしていたときにはみんなで頻繁に悪口を言っていた気がします。ストレスのはけ口なんでしょうね。最初の会社はそれでも足りなくてストレスで体を壊して辞めるわけですが、そこでやめてなければ今頃は違う会社にしろ会社員のままだったのかなぁとか思うこともあります。
昔は会社の中での開発がほとんどで、外へ人を派遣して稼ぐというスタイルはほとんどなかったと思います。おかげで人に聞いたり話し合ったり割と会社にノウハウがたまりやすかったのですが、いまや完全に個人に技術がつくようになってしまいました。元々個人に技術がついてくるのは当たり前でしたが、その部分がとんがりすぎてるのではないかと思います。そのへんをちゃんとサポートできる会社ならばそこはよい会社です。
今では上司がいないのでそれに対する愚痴というのはないのでさくさく仕事ができるのですが、それ以外で神経を使うために会社勤めをする場合と独立とどちらがいいとは即答できなかったりします。
仕事をする上ではやはり
- 仕事のやりがい
- お給金
- 自由となる時間
この3つが大事だと思うのですが、ひとつでも納得したものがあればまだいいほうでひとつもない場合も多いと思います。フェスタのときのお話を聞く限り、mkeiさんはお金はあるが自由な時間がないと嘆き、えふおうさんは今は時間だけはとりあえずあるといい、おいらはやりがいだけがあるという見事にばらばらだったりします。当たり前ですけど独立をすれば仕事を選べるのでやりがいだけはあるとは思います。その結果暮らせるかどうかは知りませんが。
独立しようとして独立したわけでもないので、もうこればっかりは運命としかいえないですけど。