なぜ今頃ロックマン

カプコン、Wiiウェア「ロックマン9 野望の復活!!」ドット絵のレトロチックなスクリーンショットを公開

ロックマンは3くらいまで結構楽しく遊んでいた記憶があるので,値段が1000円と安いこともあってたぶん買う.と先に言っておく.


なぜFC風の音楽とグラフィックなんだろう.GBA程度でいいと思うんだけど.もちろんPSG系の音源大好きなのでこれはこれでいいのだけれども,どうせやるなら去年の20周年とかでやるべきだったんじゃないかなぁ.

とはいえ,グラフィックでごまかすことが出来ないわけで,ゲーム本体の出来に純粋に左右される.絶妙なゲームバランスと演出センスは適当にアルファブレンディングでごまかせる最近の機種用の作品と違ってかなり求められる.こういうのって新人教育用にかなりよい題材かもしれないなぁ.

ロックマンといえばボス戦だが,あのボスの音楽がなり始めた後でライフゲージが効果音とともに表示されていくという演出が秀逸.


FC風であっておそらくFCとは違いメモリやCPUパワーとかスプライトの表示制限等はほとんどないだろうから,開発自体は純粋にゲーム部分のみに専念できるだろう.WiiのVCを見る限り64くらいの仮想環境は用意可能なんだから,2Dゲーはクロスプラットフォームな仮想環境を作ってそこで同一バイナリを動かすとかすると移植の手間がなくていいのかもしれない.移植にかける時間をその分デバッグやバランス調整などにしっかりかけてくれないかなぁ,とか最近のゲームの詰めの甘さが多いことを思いながら妄想するのであった.ダウンロードコンテンツならグラフィックとかはそんなに求められてなくて,ゲームそのものの出来のほうを重要視されてると思うし.


ちなみにWiiWareで一番プレイ時間が長いのが500円の「天使のソリティア」.すぐ起動してソリティアクロンダイクフリーセルの3つを1回ずつクリアしてから他のゲームを遊ぶことが多いのだ.