FE 新・暗黒竜と光の剣 その7 兵種変更は悪か

地味な成長を続けるゴードン。紋章の謎第2部でアカネイア大陸一を高々とうたい師匠風をふかす某スナイパーより今回も強いのは確実だ。力の成長率は確かにやや低いものの、20%はあるのでどうにでもなる。また、ほかのパラメータの成長率はオグマと同程度にバランスがよく、守備の成長率がすさまじく高いのも今回のゴードンの特徴だ。

20LVになったときは以下のようなステータスに。兵種は変更していないのである程度参考になるだろうか。これにスナイパーのクラスチェンジボーナスを追加するとかなり強い。

のだが、兵種変更がいけなかった。


このように強いキャラはほかにもたくさんいるわけで、こいつらを兵種変更したほうがあからさまに強い。もろ競合してしまう。

好きなキャラクターを好きな兵種やパラメータ調整(兵種によって成長率が変わる。Aナイトだと守備が増えやすく、戦士だとHPと力が伸びやすいなど)で楽しむというのはありだと思うのだが、初期兵種のメリットがひとつもない現状ではこの兵種変更は失敗だったと思う。せめて初期兵主以外は武器ランクがBでとまるということにデモしておけば、成長過程は他の兵種に浮気をしながらも最終的には戻ってくるということが出来てよかった気がするのだが。

インテリジェントシステムズはこの辺気にならなかったのかなぁ。どう考えても失敗くさいんだけど。ほかにも所持金がわからないとか行動範囲の全体キャンセルが不可能とか調整不足が目に付く。



ちなみに、全キャラ中で守備の成長率がもっともよい海賊ダロスさん。海賊は守備補正が最も低いのでAナイトになると守備がぐんぐん伸びてなんと20にもなった。そしてクラスチェンジ・・・

ジェネラルのHP補正がすさまじい。また、守備もさらに上昇。もはやアーマーキラーや銀製の武器でないと傷ひとつつけることは出来ない。すばやさの成長率が0%になってしまうのは仕方がないものの、+4もされるのはありがたい。幸運の初期値は3とふるわないものの、成長率がよいおかげで気にならない。力が意外と低いのはAナイトの力の成長率が非常に低いため。

あとはジェネラルで守備をさらに伸ばしつつ、技の成長のために勇者、すばやさのためにホースメン、HPと力のためにウォーリアやバーサーカーを適切に選択していけばとんでもないキャラになる気がする。もっとも今の時点でエース級なんだけど。



ベースは暗黒竜ということで武器の種類による命中率の差がものすごいため、序盤は特に剣が非常に使いやすい。武器レベルが上がってしまえば県や槍は攻撃力も申し分ないのだが、そこまで剣士系を育てるのはつらいかも。斧は武器レベル補正がないと命中率に不安が残るが、重さは戦士系は気にならないため使いやすくなった。また、弓が今回も非常に強いと思う。3すくみに影響されないため、武器レベル補正が常につくというとんでもないことになる上に、闘技場が稼ぎやすいのもあいかわらずだ。

最近の作品は回避率や攻撃速度ばっかり重要視されていた気がするけど、武器そのものの質と守備や技の重要さを再認識させるよい作品だと思う。