FE 新・紋章の謎クリア シリーズでも上位の出来
終章でずっととめてた。最終メンバーどうしようかと悩んでばかり。
12人選べるのだが、マルスとオリジナルユニット、説得4人組をいれるともうのこりは6枠しかない。回復キャラがほかにもほしいとか神竜は二人ともほしいとか考えるとまったく枠が足りない。まさか自軍を引っ張ったカチュアとパオラ、シーダが外れるとは思わなかった。結局ナギをはずしてオリジナルユニットと縁の深いカタリナにした。
表示されるプレイ時間は50時間強。ただし、リセットもかなりあるので60時間は余裕で超えているだろう。
勝数的には以下の6ユニットが3桁で圧倒していた。
- オリジナルユニット
- カチュア
- パオラ
- シーダ
- バーツ
- オグマ
速度評価はE。多少闘技場つかってたからね・・・。
曲は11、18番目が好き。クリア後はサウンドルームで聞ける。しかし、やっぱり初代の曲が一番いいなぁとも。そのリメイクが多い前作のほうが好きかも。ただし、アレンジ具合が微妙なものも多いが、SFC版よりはましなところも多い。曲数がめちゃくちゃ多いなぁ。
ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~
posted with amazlet at 10.08.30
最終メンバー
最終メンバーは以下の12人。ステータスはドーピング前。マルスはブーツつけてるくらい。名前の後ろの星はオススメ度。
- マルス（★★★★）
バランスの良い成長率。封印の盾は光のオーブの効果があるのでかなり強い。レイピアが大量に余るので購入する必要なし。序盤からガンガンつかったほうがよい。
- ミシェイル（★★★）
今作は命を失わない方法がある。おかげで終章のマリアとミネルバの会話が台無しに。初期レベルが12と高く8回しか成長のチャンスがないが、成長率が非常に高い。ドラゴンナイトのくせに魔法防御があるとか結構きてる。武器レベルも最初から槍、斧ともにBと高くいきなり銀を使いこなせる。が、オートクレールを装備するのは難しい。幸運の初期値、成長率低さがきになるのでドーピング必須か。仲間になるのが遅いのだけが欠点とも。
- オリジナルユニット（★★★★★）
ソシアルナイトでスタート。ちょっとLVがあがるだけで魔力系以外のパラメータが全て10突破。この安定度はすごい。文句なしで強い。このパラメータを見ると力だけへたれた感じに見えるが、ずっと使いやすく全てのキャラに支援がつくなど頼れる。物理職だけなのに魔力や魔法防御が少し伸びているのも見逃せない。サンダーソードは魔力依存。
- オグマ（★★★★★）
初代やSFC版なみに暴れられます。成長率が今までの作品でかなり高めになってると思う。前作よりは間違いなく上。結局メリクル1回も使わずにクリア。終章は銀の剣など弱めにしてやっつけ負けしないようにしたほうが楽だと思う。HPと幸運が伸びるキャラってのは使いやすいわかりやすい例。初期の幸運は高くはないがコレなら問題なし。
- バーツ（★★★★★）
SFC版で削られた斧使い。前作並、FC版の初代以上に使える。クラスチェンジ後の弓があいかわらず神。力が非常に高いので鉄の弓がほかのキャラのパルティア級。斧は命中率に難があるので弓にすることによって命中率が高くなること、火力が高いキャラに多いやっつけまけがなくなることなどまさに相性は抜群。成長率はほぼオグマと同じ。終章は地竜以外射程１なのでパルティアで大活躍。
- チキ（★★★★）
初期パラメータが低く、最初は成長させるのが大変。ただし、成長させるとごらんの通り鬼。竜がただの稼ぎキャラに見えてくる。とにかく最初だけきついので訓練場を使うのも良い。HPはドーピングしたほうがよさげ。魔竜石がマフーやグラウアーですら魔法完全0ダメージなので仕様場所を考えれば使い勝手が良い。グラウアー対策にどうぞ。ただし、素早さが育ってるのが前提で。
- カタリナ（★★★）
成長率のバランスがよいが、初期レベルが高く加入時期が遅いのが難点。育ったマリクを一回り弱くした感じか。マリクには扱えないオーラとリザイアを扱える時点でマリクより上とも言える。オリジナルユニットに対して相互に支援がはいるのが強みか。
- マリーシア（★★★★★）
期待してなかったがめちゃくちゃ成長率が高い。おそらく魔法系最強。欠点はわかりやすいことに技。でも魔法にはファイアーという威力は低いが、命中率が100％というスキルがあるのでこいつのファイアーは他のキャラのオーラ並。魔力というパラメータがあるおかげでサンダー、ブリザー、エルファイアー、ボルガノンなどの価値がゼロに近い。技が低いことによるやっつけ負けが少ないのも良い。まぁリザイアあるけど。
- ミネルバ（★★★）
初代やSFC版を知っていると成長率低いんだろうなぁとおもったら実は普通に成長する。最初から斧がAで槍のほうが低いが、ペガサスから乗り換えたとは思えんな（女性キャラは斧はドラゴンナイト専用）。ひそかに兄のミシェイルはオートクレール装備できない。
- ジュリアン（★★★）
見てわかるように成長率は良いので最終的にはつよくなる。が、最初に育てるときがきつい。訓練場を利用したりする必要がある。武器レベルがEというのが結構致命的でガラスの剣や名前入り武器などをつかってうまく立ち回ろう。鋼の剣を装備できるようになってやっとスタートする感じ。武器レベルをアイテムで上げるのもあり。序盤から育てないときつくなる典型的なタイプ。
- シリウス（★★★）
最初からパラディンだが、LV1でありLVUP回数はそれなりに多い。成長率もそこそこ。初期パラメータが高く、武器レベルも槍A、剣Bと異様に高い。これで序盤仲間になるというのだから…。積極的に使うと他のキャラが成長しないので盾になるなど意識するべき。初期の幸運が低いため幸運が低めになっている。グラディウスはこいつしかない。射程が1-2というのをいかしてメディウスをとりかこんでみんなグラディウスを手渡ししながらさくっと倒した。グラディウスの性能はダントツだな。槍使いは多いと思うのでAランクはたくさんいるし。
- マリク（★★★★）
スタンダードな魔法使い。特別秀でている部分もないが、弱い部分もない。強いてあげれば耐久力が魔法系の中ではやや高いほうか。エクスカリバーは男専用ということでその中ではシナリオ上もあって筆頭だろう。武器レベルがマリクは低くても使えるが意味はない。特攻は強いけど、シェイバーでも十分強いからなぁ。
支援を考えればこんな構成はないと思うけど、武器のことを考えるとこうなってしまった。
というか、やはりドルーアとの因縁を考えるとシリウスどころかミシェイルも入れたいというのは当然のこと。幸運がまったくないキャラなのでドーピングしまくりだけど。
ドーピングしないでみんなほとんど早さカンストしてるので早さだけ意味がなくなってしまった。特に1章の間だけ有効な薬や絆があまったのがもったいなかったかな。これらは最大パラメータ超えないし、重複しないし。
そのほかの主力
- シーダ（★★★★）
見てわかるとおり、全体的に高いパラメータ。力や守備が伸びないと思われがちだが、十分育つ。成長率的にファルコンナイトにしたほうが良いだろう。レイピアの槍版であるウイングスピアを使える唯一のキャラなので（女性王族のみとかにしてほしかった）序盤の力不足も補える。支援や高い幸運が役に立つ場面は多い。
- カチュア（★★★★★）
初代からSFC,新暗黒竜とその強さ、使いやすさで大人気のキャラ。今作でも加入時期や高い成長率などで使い勝手が良い。守備の成長率がほかのパラメータと比べるとやや低かったが、それ以外は総じて高い。女性キャラでHPがふえるのは珍しくそれも扱いやすさに拍車をかけているのだろう。
- パオラ（★★★★★）
最初からLVが高い代わりにペガサス系で苦手な力や守備が高く、逆に速さは伸びにくい。まさにドラゴンナイトの限界値と相性のよいキャラ。最終的には素早さがカンストしているが、カチュアと違い、カンストするのはかなり先のこと。したがって運用方法は異なる。魔法防御の成長率も高く、穴はない。強いてあげればHPと幸運が低めなことくらいか。力技守備が高いという空飛ぶアーマーのようなキャラ。素早さの成長率は低いが初期値が16あることで問題にはなりにくい。
- フィーナ（★★★★）
踊り子は強い。2回行動できるようになると取れることが大幅に増える。弱いキャラを成長させるときにも便利。
- ナギ（★★★）
初期レベルが高くパラメータもそれなりにあることから即戦力ではある。が、LVUP回数の少なさからチキのようにはいかない。わざと速さ、HPが高く、HPに関してはチキより高い。神竜王の化身らしいので見た目がチキを大きくした感じで美人。
よいところ
ひとつは全キャラ総出演。SFC版では削られていたキャラも全部出る。FC版ベースで。結果、ミシェイルとカミュを仲間に出来たし、斧使いもたくさん増えた。ただし、元ハーディンの部下であるオレルアンの騎士団4人組がかわいそうである。でも、「道を誤ったら自分を打て」とハーディンがいっていたとかはいいところかな。
もうひとつは自分の分身たるオリジナルユニット。自分でキャラが作れるのはやはり良い。愛着がわく。また、何も知らない新人騎士をいれることによって前作でおこったことの説明をしても違和感がない。この辺はうまい。また、このキャラは全てのキャラに支援効果を与えることが出来るようで好きなメンツをくむ際にも役に立つ。
３つめはボリュームの大幅増加。dai2bunomiなので心配したが、グルニア遠征の前日談が8章分。外伝が6個。あわせて14章増えている。また、アカネイア戦記が収録されていることで4つのマップが増えているともとれる。8+24+6+4=42章ということでボリュームも普通にある。
最後に、キャラの会話が大幅に増えたこと。マリーシアってああいうキャラだったのか。ってエンディングを見る限りあれは狂言回しだったような。キャラに個性が出てそういうのが面白い。
訓練場。いままでは闘技場のみで金を稼ぎつつ経験値も稼げるという利用することで大幅に楽になる仕組みはあった。でも闘技場を利用しにくいキャラもいる。もちろん実践がきついキャラも。そういったキャラのために章と章の間に金を消費して訓練が出来るというのはありだと思った。金銭効率が極端に悪くなるが、成長を楽しむ人にはうれしい仕組みだ。ただ、クリアまで訓練場多用してきたが、訓練場を利用しつつ鉄や鋼の武器を使い続けるよりも、訓練場を利用しないで銀の武器を装備したほうがらくだと思う。ただ、強い武器を装備することによって総経験値は経る可能性はあるし、訓練場を利用しないときついキャラがいるのも事実。
闘技場は1つの章で各キャラ3階までしか利用できないとかにするといいんじゃないかな。
わるいところ
やはり前作と同様兵種変更。ドラゴンナイトや飛竜がたくさん来るのに弓兵がいない、育てていないという救済措置でもあるのはわかるんだが･･ユニットの個性が消える。
オリジナルユニットのみ兵種変更できるようにしておけばそれも防げてよかったんじゃないかなと思う。
5段階評価
以下いつもの5段階評価。
| 評価 | |
|---|---|
| システム | ★★★★− |
| シナリオ | ★★★★− |
| サウンド | ★★★★− |
| グラフィック | ★★★−− |
| 総合評価 | ★★★★★ |
FEシリーズでも上位の出来だった。前作は今作のシステムで作り直してほしいところ。前作も十分楽しく遊ぶことは出来たが、やはり納得しにくいところは多かった。
FEシリーズで好みをならべるとこんな感じか。
初代＞新紋章＞烈火＞SFC版紋章＝聖戦＝封印＞新暗黒竜＞外伝＝聖魔＞蒼炎＞暁＞トラキア
まぁ全部楽しめるけどね。聖魔もそんなに悪いものとは思わなかったかな。魔物というのはあってよかったと思うし。トラキア以外はストレスも少ないと思うし。据置の最新2種に関しては1週が重くて周回プレイする気にならないという点がダメ。SLGもRPGも周回プレイが楽しめるやつが良い。基本引き継ぎはいらない。クリアしたら兵種変更の制限が解除されたが、そういうほんの少しの違いを出すようなシステムで2週目というのが良いと思う。
前作、今作をやって思ったのはFEシリーズで見ても、やはりマルスを主人公とするアカネイアを舞台とした作品は特別だなぁということ。いろんな作品でいろんなキャラが出てくるが、アカネイアのキャラたちは見ていて安心できる。名前も良く覚えていて忘れることはないしね。
